みんな、誰かになりたくて

　連休1日目。今日もデタラメに暑いので、家で過ごした。前から気になっていたNetflixドラマ〈御手洗家、炎上する〉を観ることにした。結論から言えば、珍しくイッキ見してしまったのだ。

　端的に言えば、自宅が放火され、一家離散に追い込まれた主人公が身分を偽り、その犯人と噂される女に謝罪をさせるために近づき、真実を解明する。というストーリー。なかなか面白かったので、観れる人はぜひ観て欲しい。見応えあり。

　やっぱり、人は誰かを羨んだり、自分にないものを欲しがったり、嫉妬したり、憎んだり、そういう感情を多かれ少なかれ、皆が持っている。
そして、それは僅かな火種から大きく燃えてゆく。そして、一旦は鎮火したように見えても、また別の場所に燃え広がっていくこともあるんだ。

　みんな、常に誰かになりたくて…。けどやっぱり、どんなに近づけても、マネでしかないと、気付かされる。やはり、自分は自分でしかないと、思い知らされる。人生は時に、残酷と思うもの。

　生きていくために、自分を見つめる。ということなのかも知れません。毎日が気付きの勉強だ。