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ずっと憧れてたお店

無印良品に憧れていた。

もっと言うと、無印良品を愛用している人に憧れていた。無印良品は「厳選した良いものしか使いません」と丁寧な暮らしをしている人の証のように感じていたから。


私は、無印良品には行ってじっくり見て回るけど、うまく使いこなす想像ができなくて買うまでにはいかない。これがいつもさみしい気持ちになってしまう。

ところが先日、SNSをながめていたら無印良品好きな人の投稿に出会った。そこで「これは買わなきゃ」っていうものを発見した。ついに私の生活にも無印良品が必要になってきたようで嬉しかった。




ボンボンショコラ 
ラムレーズン&フィグブランデー 490円

あれ?食べ物?って思ったかもしれないけど、まずは食べ物を入り口として無印良品に馴染もうかと思い至った。

これで胸を張ってボンボンショコラを買うんだという意思をもって、無印良品の世界に飛び込んだ。



ボンボンの、中はやわらかく外は少し固めの触感が最高。



中を割ってみると、美しい模様の駒みたいなチョコレートが潜んでいた。

たぶん、そんな気ないとは思うけど、勝手に隠された宝物を見つけた気分になった。


もともと、ボンボンショコラというのは、中にフィリング(詰め物)が入った、ひと口大のチョコレートのこと。(阪急サイトより引用)


中身と外身が違う味と触感なのは、当たり前ってことか。

一口で終わってしまうチョコレートをプロたちが工夫を凝らした一品に、口の中で解けきる最後の最後まで丁寧に丁寧に味わった。


チョコレートは大好き。スーパーやコンビニで買えるものから専門店のも、よく食べる。そんな私にも、無印良品は入り口を広げて、とっておきのチョコレートを用意しておいてくれていた。

丁寧に作られた、丁寧なチョコレートを食べて、丁寧な暮らしに一歩近づけたかな。



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