未来のミカタ「飲食業・宿泊業は6割が支出超過の異常事態」
今の飲食・宿泊業は、本当に大変だと思います。
今まで、40席で満席だった店は、2割間引いて営業すると、満席で32席になります。
当然満席になって、売上の2割が減ってしまいます。その上、時短営業をし、9時迄にすると、営業時間でも減り更に売上が減ります。
実質、6割程度しか売上が行かない店になってしまいます。これが、繁盛店でもこんな感じになると、不動産の賃料や料理器具のリース代、人件費などの固定費を賄えない状態になってしまいます。
繁盛店ですら、このような状況になりますので、雇用助成金便りなっても仕方ないと思います。
今はコロナが落ち着くのを待つ為に、銀行等の融資を増やし何とか、倒産や失業者を出さないように努力されている経営者の方が多いようで感服致します。
少し先を見て、コロナが5年後もこの緊急事態が続くかと考えるとさすがに収まっているかと思いますが、収まるまで、耐え抜くか、変わるかの2択を飲食・宿泊業は迫られています。
どちらの選択も正しいと思いますが、信念をもってやる覚悟必要です。
耐え抜く場合は、出来るかぎりのコストを抑えるのが良いはずです。政府は、賃料に対しての支援金を考えて欲しいと思います。
変わる場合は、集まる場所でなく、集まれる場所である事がキーになるはずです。集まれる場所にする為には、非接触を高める必要があるので、DX化は必ず鍵になるでしょう。
美味しい飲食業やビジネスや観光を支える宿泊業の方は、頑張って貰いたいです。
今回の記事はこちらです。
業種別で資金繰りが最も悪化したのは飲食・宿泊で、支出超過は9割増の330社に達する。支出超過の企業が63%を占め、29ポイント上昇した。
飲食・宿泊業の資金繰りが悪化した要因は、本業の収入減だ。調査ではコロナ影響が本格化した20年3月から収支がマイナスに転落した。口座への入金は今年1月までの1年間で27%減少。出金も20%減ったものの収入不足を補えなかった。中小の飲食・宿泊は損益分岐点比率が高く、収入が減ると資金繰りが悪化しやすい。
こちらも宜しく御願いします。
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