グランメゾン・パリ
今日は「グランメゾン・パリ」というテーマの文章を書きたいと思います。
今日から劇場公開となった本作をさっそく観てきました。
公開初日ということもあり、お客さんは結構入ってました。
昨日、地上波でグランメゾン東京のスペシャルドラマがあって、これは2019年のドラマのその後を描いた作品でこれもしっかりと観ました。
TBSのこのドラマに対する力の入れようはすごいですね。
さて、「グランメゾン・パリ」ですが、今年観た映画のなかでTOP5には入る素晴らしい作品でした。
キャストを含む映画製作陣の気迫というか、情熱がしっかりと伝わってきました。
「フレンチの三つ星レストラン」の伝統や革新を観客にしっかりと届けたいという強い意志がこちらに届き、グッと感動しました。
さて、本作の内容は、尾花夏樹というカリスマシェフを中心としたグランメゾン・パリがフレンチで三つ星を獲るという大きな大きな目標を掲げ、それに向けてひたむきに努力し続けるというのがストーリーの根幹になってます。
シェフの直感とフレンチの伝統と革新を見事に融合させ、最上級の料理を創造するという、凄まじいプロシェフの世界観です。
まさに、「アートの領域」にまでフレンチを極めたシェフたちの話ですね。
まず、アジア人がパリのフレンチの世界線に挑むわけですから、良い食材なんてなかなか手に入らないんですね。ですが、いろんなことがあって一流の食材が手に入るようになるんですが、そのプロセスはすごく感動的でした。
ネタバレになるので内容はこれくらいしか書けませんが、本当にストーリーも良く練られてて、感情が揺さぶられ、何回も鳥肌が立つほど感動しました。
様々な映画を見てきましたが、「無駄なシーンが無い」と断言できるほど、一つひとつのシーンが印象的でした。
パリの街並みも美しいし、全ての料理が美味しそうだし、キャストの料理に対する意気込みやプロ意識も素晴らしいし、台詞のひと言がグッときます。
これは、フレンチシェフを目指す人や料理人を志す人が増えるんじゃないですかね。
また、これはグローバル展開できるコンテンツだなぁと思いました。
尾花のセリフでも、料理は国境が無いってのが出てくるんですが、まさに、その通りだなぁと。
グランメゾンパリも多国籍でチームが形成されてるんですが、フレンチで三つ星を獲るという目標があって、それに向けて各々が努力してるんですが、言語の壁なんか無いんですよね。
三つ星レストラン行きたいなぁと思いましたし、シェフってカッコいいなぁと思いました。
今年最後の映画鑑賞ですが、最高の映画でした。