NHKスペシャル、臨界世界 生か死か 難民たちのゲーム

今日は「NHKスペシャル、臨界世界 生か死か 難民たちのゲーム」というテーマの文章を書きたいと思います。

前回の臨海世界は中国の下品なオッさん転売ヤーの話で、それがすごく面白かった。

第二回目は「難民」がテーマとのこと。

ゲームとは、中東やアフリカなどの難民たちがヨーロッパなどの先進国に「運び屋の手を借りて」亡命すること。

当然、運び屋には多額のお金が必要になります。
しかし、お金を払ったからといって運びが成功するとは限らない。

なぜなら、国境には警察がいて、彼らが「不法移民」に目を光らせているから。

そして、運び屋のなかには、難民からお金をもらった後に、山に置き去りにしたり、山賊に売り飛ばすといった、とんでもない連中もいるそう。

ベルリンでは、スーパーの地下にイスラム社会の送金ネットワークがあり、そこで運び屋にお金を払ってるそう。これだと警察に足が付かないらしい。

難民たちはそんな運び屋に頼るリスクを犯してでも、彼らに頼るしか「生き残る道」はないんですね。

中東やアフリカからヨーロッパを目指す人々。
それをビジネスにしようとする運び屋。
難民から「賄賂」をもらって国境を突破させる国境警察たち。

戦争や紛争などによって、亡命を余儀なくされる人々。一体どんな気持なんだろう、。

ソマリアからロシアに亡命した人は、ウクライナのとの戦争に駆り出され、ウクライナに捕虜として拘束されたとのこと。。

戦争や紛争は死や負傷だけじゃなく、こういった形でも人々の暮らしを脅かすんですね。

救いなのは、難民もスマホは持ってて、家族と辛うじて繋がれるところ。
でも、基本的には孤立との戦いだろう。

ゲームに失敗する者もいれば、一方で難民として保護を受けることができた幸運な成功者もいて、その差は天と地ほどである。

結局、どこの世界でも、生き抜くのに「カネ」が必要であり、カネがあれば「自由」への切符が手に入る。

各国の移民・難民政策により、それに翻弄される人々がこの世界にはたくさんいる。

ひとつだけ言えることは、日本はかなり恵まれている国だということ。
そして、戦争や紛争は何一つメリットがないということ。

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