ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US -
今日は「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US - 」というテーマの文章を書きたいと思います。
今回も映画鑑賞についてのブログです。
昨日、レイトショーを観に行ったところ、貸切で観ることができました、最高です。
映画は事前情報をほとんど仕入れずに鑑賞してきたのですが、個人的に好きな部類の映画で良かったです。
ベストセラー本の映画ということだけは知ってたので、つまり、ストーリーの良さはお墨付きなので、それを期待して観に行ったのですが予想通り面白かったです。
ベストセラーの映画化は当たりが多いかもしれませんね。
本を読んで行くのもいいと思いますが、読まずに観に行くのもそれはそれで良いかと思います。
さて「ふたりで終わらせる」ですが、このタイトルの意味が分かったとき、色々と考えさせられるものがありました。
まさかここでその言葉が出てくるのかっていう感じです。
全体を通しての感想としては、人間は良いところも悪いところがあるということ。
そして、ちょっとした些細なことで物事があらぬ方向に進んだり、思わぬ事で人を傷付けてしまったり、一線を越えてしまったら元に戻れない関係性があることなどを教えてくれます。
それと、個人的に、街並みの美しさやお洒落な花屋さんとか出てくるんですが、こういった美的センス溢れた映像を作品に取り入れてる映画は好きです。なんか、それだけで得した気分になります。
あと、脚本の素晴らしいさもさることながら、ストーリー構成もとても良かった。
映像表現が秀逸で、伏線もちゃんと練られている。
登場人物のちょっとした仕草や行動でその人の人間性を見事に表現してて、それが映画に没入する要素となってて、気がつけば作品に引き込まれてました。
映画に通底するテーマは、恋愛、結婚、友情、親子、夫婦、DV、トラウマ、イジメなど、そういった色んな要素が複雑に絡み合いながら進んでいくんですが、人間の弱さや脆さ、人としての優しさなどがそこにはしっかりと練り込まれてあって、それをリアリティーを持って感じたり、人間の奥深さや多面性を知ることができて、大きな学びがありました。
邦画も好きなんですが、洋画は異なる価値観や考え方、新鮮な言葉の言い回しなどが学べるのがいいですね。
視野を拡張するために、これからもじゃんじゃん映画鑑賞します。