書くとは、掻くこと
今日は「書くとは、掻くこと」というテーマの文章を書きたいと思います。
NHKプラスで「最後の講義」という過去番組を見てます。
俳優、建築家、シェフ、ピアニスト、医師などの様々なジャンルで活躍してる人が「最後の講義」と称して、「もし、人生が最後だとしたら、何を伝えたいか」というテーマで珠玉のメッセージを伝える番組です。
全ての番組を観たわけではありませんが、やはり、第一線で活躍する人が「最後に残す言葉」には重みや面白みがあり、そして、勇気を貰えます。
さて、その番組のなかで私の琴線に触れたのは、小説家の"あさのあつこ"さんの言葉です。
「書くことは、掻くこと」
小説家はストーリーを紡ぎ出していく力や発想力、表現力などが問われる仕事で、そういったものは"才能による"ところが少なくないのかもしれません。
ですが、あさのさんは、小説家といえど、スラスラとネタやストーリーが浮かぶわけではない。
そして、書くのが上手くなるには書くしかないと言います。
もっといえば、書くのではなく、掻くことが大切だと。
イメージとしては、意識を集中させて、頭をフルに使って、全身から言葉を紡ぎ出していく感じでしょうか。
自分の内側から一つひとつ言葉を生み出していく作業は楽ではありません。
きっと、苦痛が伴う時や状況もあることでしょう。
ですが、やはり、それを乗り越えていくには「掻く」しかないんです。
逆に言えば、プロの小説家が書くしかないと言ってるわけですから、私みたいな素人は当然ながら同じように書き続けるしかないんです。
プロ以上に書かなきゃいけないと思ってます。
NHKプラスは素晴らしいサブスクですから、他の番組も色々観て、そこで学んだことや感じたことを自分の言葉でここにとにかく書いていこうと思います。
最後の講義という番組はこれからも色んな人が登場すると思いますので、とても楽しみです。