大人げない大人になれ!成毛眞
今日は「大人げない大人になれ!成毛眞」というテーマの文章を書きたいと思います。
久しぶりにこの本が読みたくなったため、Amazonで中古本をポチりました。
初版が2009年のこの本、私は発売してすぐに読んだため、今回、15年ぶりに読み返したことになります。
当時は社会人になりたて、そして、リーマンショック後で経済がボロボロの時期ということもあって、この本を読んで「へぇー、こういう面白いオッさんがいるんだなぁ」、会社や経済なんてどうなるか分からないし、そんなことよりも、目の前のワクワクすることをやる、私も大人げない大人になろう!と思ったことを思い出しました。
ビルゲイツ、孫正義、堀江貴文、ノーベル賞受賞者、元同僚のMicrosoftで働く人たちなど、様々なエピソードを交えながら、成毛さんの視点から「大人げない大人たち」が語られてます。
まさに、変人!ユニークな強者ばかりです。
子供心を持ったまま大人になった人たちのエピソードとともに、大人げない大人になるためにどんなことをやるべきか、どんなことに気をつけるべきかなどが語られてます。
もちろん、成毛さんも大人げない大人の1人で彼の視点や考え方、生き様もとてもユニークでおもしろいです。
とにもかくにも、好きなことや夢中になれるものを見つけて、それをやりなさい、と。で、飽きたらスパッと辞めていい、とも。
そして、おすすめは読書。
とくに多読がおすすめだそうです。
基本的にビジネス書は読まないそうで、なるべくジャンルがバラバラの本を同時に読むそうです。本の内容は覚えなくても全然オッケー。忘れてしまっても大丈夫だそうで、大切なことは頭のなかで衝撃を受けたり、刺激を受けたりすることだそうです。
あとは、旅行とかも良いとのこと。ただし、人があまり行ったことがない国や地域だと更に良いとのこと。
結局、本も旅行も「その他大勢」と同じことをしてちゃ駄目だそうです。これはビジネスも同じだと言います。
いかに、他の人と違うことを情熱を持ってやるのか、やれるのか。これが大事だと。
目標は持つな。など、一般的に多くの大人が言いがちな常識からかけ離れた、いや、むしろその正反対のことを言ってます。
しかし、ちゃんとそこには彼なりの理由があって、その辺もとても学びがあり刺激になります。
資格は取るな、英会話に使うお金は無駄だ、極端にお金を使えなど、常識からかけ離れた視点や考えがこれでもかと提言されてて、改めて、久しぶりにこの本を読んでよかったな、刺激になったなと思いました。