見出し画像

小湊鐵道のさと山ウォークにまたまた行つてきたヨ

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 あなたの職場にもゐませんか?いつも誰かを敵にして、陰で悪口を言つて一時的な「仲間」を作る面倒な人。一見賢く、仕事はできるのに、残念な人。たとへば、定時が過ぎたら悪口大会を始めたり(多くのまともな職員は面倒だから聞いてるだけ)。
 玉川のライフハックは、さういふ人とは関はらない。それだけです。人生は一度きり。関はれば、死ぬ時に後悔するでせう。敵にしたら厄介?大丈夫です、放つて置けば。飽きたらまた他の敵をどこかから見つけてきますから。暇なんでせう。

 宣伝です。
 日本花卉文化株式会社さまのマガジンに、以下の記事をかかせていただきました。併せてスキをたまはれたら幸甚です。

 また前回の記事が、通算二百回目の記事となりました。

 今回は、二百一回目の記事となります。皆さまからの、たくさんのスキが励みになつてをります。

 標記のとほり、またまたさと山ウォークで小湊鐵道の沿線を歩いてきました。

 今回は残りの区間、三区と六区です。過去のものは以下の記事をどうぞ。

 どうか、最後までお付き合ひくださいネ。

一、三区編

総武線と内房線を乗り継いで、千葉県の五井駅に来ました。小湊鐵道のフリーきつぷ(2,000円)を買ひホームに行くと、かつて只見線で走つてゐたキハ40系がゐました。当時と同じ色なのは嬉しいですよね。まづはこの列車に乗ります。
ボックス席に座ります。
五井駅を出発して、車庫の横を通ります。向かうには里山トロッコの車両がゐました。菜の花の咲く時期に乗りに行きたいものです。私のささやかな夢は、夫とお手製のお弁当をもつて里山トロッコに乗ることです。きつと楽しいことでせう。夫?そんな人はゐません。ゐたこともありません。
列車は養老川を渡ります。雲が厚いのが気になります。
光風台駅に着きました。けふはこの駅から歩き始めます。
窓口でおばさんの駅員さんから参加券を買ひました。ちやうど、私と同じやうに窓口で参加券を買ふおぢさんがゐました。彼はどちらへ向かふのでせう。平日なのに、意外にさと山ウォークに出かける人がゐるものですね。
最初はこの区間、三区を歩きます。距離は約8.5キロ、余裕です。約二時間半とのことですが、もつと早く行けるでせう。
9:28。まづは、駅前のこの道を進みます。五月から七月頃は、青々とした田が広がつてゐることでせう。けふは、数日後に控へた奈良まほろばウルトラウォーキングに向けての最終調整です。
後ろを振り返ると、二両編成のキハ200形の上り列車が来てました。ところで、けふは少しだけ飛ばします。マメができるか否かの確認や、足の疲れ具合を確認したいのです。この距離で、おほよそ一キロを十分で行くペースなら、マメはできないでせう。
しばらく歩くと鶴峯八幡宮に着きました。立派なお社です。恭しく参拝いたしました。見知らぬ土地で、産土さまに出会へたときは嬉しいものです。
黙々と歩きます。歩き始めて十分ですが、この時にはmont-bellのダウンを脱いでゐます。かなりペースは速め。いふまでもありませんが、当日はもつとゆつくり歩くつもりです。
広々とした景色がところどころに広がります。私なりに速く歩いてゐるのですが、素敵な景色の前ではペースが落ちます。
小さなお社。糺神社といふさうです。
小湊鐵道の線路を渡ります。馬立駅方面へと歩きます。
狭い道を車に気をつけながら進みます。軽快に歩いてゐます。なほ、玉川の靴は以前も紹介したワークマンのアスレシューズハイバウンスです。高反発で、しかも速度が出ます。以前、ニューバランスの靴を履いてましたが、近いものがあるやうに感じてゐます。特に新品は、飛ぶやうに歩けます。欠点は、紐が意味がない点と個体差がある点ですね。左右で違ひがあつたりします。マア、支那品質、値段相応ですかね。
ここで左折します。馬立駅の近くです。目の前の里山農作物直売所は本日、定休日でした。
田舎ならではの景色を見ながら、黙々と歩き続けます。歩くことに集中してゐて、余計なことを考へたり、noteになんて書かうかと思つたりしてゐません。なので、今回は内容が薄いです。きつと。
里山カフェがありますが、立ち寄つてゐる余裕はありません。かういふところに恋人と一緒に行けたら楽しいのでせうけど…。
工事をしてゐる傍を通り、上総牛久駅方面へ進みます。
しばらく行くと養老川が見えてきました。濁つてゐますね、けふは。
川沿ひの道を無心で歩きます。
しかしながら、川辺の道つて楽しくないですかね。そこに釣り人などの姿が見えたら余計楽しくなりませう。夏休みに、母の故郷で、近くの波止場で釣りをする人を見るのが幼い頃の楽しみでした。彼らに無神経に声をかけて、魚や釣りのことを教へてもらふのが好きでした。みな、親切に幼少の玉川に教へてくれました。
竹林を抜けて行きます。パラパラと雨が降つてきましたが、気にせず歩きます。
未完成の橋が見えてきました。未完成の橋、なんだか不思議な光景です。ここで曲がり、川から離れます。
農道のやうな道を行きます。途中、干からびた烏瓜の姿も見えました。フォロワーのぐこさまから教はつた烏瓜のタネ、取り出してみました。中から大黒さんが出てきました。大切にポーチに入れてますよ〜。
線路が見えてきて、列車の走る音が聞こえてきました。単行のキハ200形がガタゴトと走り抜けて行きました。キハ200形も、かうした田舎の風景によく似合ひます。
雲の隙間から、青空が見えてきました。天気予報では晴れだつたのに、雲が随分と重かつたですね。
住宅地に出ました。駅が近付いてきました。
養老川を渡ります。やうやく雲間より青空が見えてきましたね。
学校の横を通り、線路を越えると商店街が見えてきました。途中、業務スーパーもありました。居心地の良い銭湯(サウナ)と、コインランドリーがあれば住めさうです。
しばらく歩くと、ゴールである上総牛久駅及び深山文具店に着きました。10:58です。深山文具店で景品をいただき、駄菓子をいくつか買ひました。8.5キロ程度では足にダメージはありません。なほ、ここまでかかつた時間は一時間半です。少し遅いくらゐです。地図を見ながらだと、途中、どうしても足を止めなくてはならないのが勿体ない。
上総牛久駅には可愛いカフェがあります。優しいお姉さんからぬくぬくな珈琲を買ひました。美味しいです。お姉さんと「どちらから来たんですか〜」などなど、他愛のない会話を楽しみました。
時間があるので、一旦、五井駅に帰ります。さつきの車両ですかね。ロングシートの角に座りました。学校帰りの高校生ひしめく車内で珈琲を飲みながら、次の区間を歩くまでの長いインターバルとします。余談ですが、熱々の珈琲は苦手で、少しぬるくしたのが私の好みです。

二、六区編

五井駅で簡単な食糧を調達し、さつきの列車に再び乗りました。ここは駅前の銀杏が立派な上総久保駅です。秋の盛りに来てみたくなりますね。
里見駅に着きました。駅に着く直前、車窓に雄のキジの姿が見えました。キジは日本の国鳥、可愛いですよね。鳴き声も好きです。さて、里見駅での停車時間中、車内を見渡すと外国人旅行者の姿が。しかもどう見てもコーカソイド。こんなところにまでゐるんですね。ところで、小湊鐵道は車内放送で韓国語と支那語を流しますが、アレ、耳障りです。大体、特亜の人、車内にゐないし。
いよいよさと山ウォークも立直です。六の単騎待ちです。ところで、一区をあと二回。六区をあと三回歩いたら九蓮宝燈になるのでせうか。
月崎駅に着きました。ここで列車を降ります。それにしても、素敵な駅舎に素敵な景色。そして素敵な車両のキハ40系がよく似合ひますね。
最後の六区です。距離はわづか7.5キロ。楽勝です。しかし、見どころはありさうです。チバニアンの地層だつたり、石神菜の花畑だつたり。
駅前のヤマザキショップで、参加券を買ひました。ここには、ささやかながら小湊鐵道グッズも売つてます。
13:33、出発しました。駅の脇にある、もりらじおを抜けて行きます。玉川、最近、寝る前にラジオを聴いてゐます。
線路を渡り、駅の反対側の道へ行きます。空が晴れてきて気持ちよくなつてきました。
この区間はとにかく田舎な感じがする予感がします。日頃、窮屈な職場で、猫をかぶつて、心の荒んだ私を日の光と森から吹く風とが慰めてくれます。マア、私は今の職場で「静かな退職」を選んだ人間。仕事よりも趣味です。「働かないおばさん」と言はれても痛くも痒くもありません。
くねくねした細い道を進みます。
登つたり降りたり…。しかしながら、さと山ウォークは楽しいのですが道がわかりづらいのが欠点です。地図と地図アプリを交互に確認しながら歩くので頻繁に止まります。
チバニアンビジターセンターの標識が目印です。わかりづらい道を無心で歩いてゐます。
養老川の景色もさつきと一変しましたね。
アップダウンがそれなりにあります。しばらく歩き続けると…。
チバニアンビジターに着きました。
寄り道してチバニアンの地層といふのを見てみます。この道を行き、川の方へ向かひます。急な坂を降りて行きます。
看板があつたので読んでみました。天然記念物ださうです。しかし、色々読んでもハツキリ云ふて、よくわかりません。ただ、なんとなくすごいものといふのだけわかります。
玉川、不勉強なのでこのあたりのことはまつたく不案内です。恐らく、和歌や『万葉集』をよく知らない人が、『萬葉日本學』(反時代出版社)を読んだら同じ反応をするのでせうね…。この本の著書のことはよく知りませんが。とにかく、素敵な本です。
養老川の川原に降り立ちました。
反対側の眺めです。
どうやら、これがチバニアンの地層ださうです。
とにかくよくわかりませんが、とりあへずすごいものとして撮影しました。あの丸いのがゴールデンスパイクだとか。ハア…。自らの無学無知を恥づるばかりです。どなたかお詳しい方、コメント欄でご教示願ひます。
さて、元の道に戻ります。空が晴れてきて心地が良い。職場の係長から、自転車を勧められました。確かに、自転車でかうした道を駆け抜けたら楽しいでせう。しかし、一台十万円くらゐすることを聞き、電車と歩くことだけで良いヤと思ひました。
六区はアップダウンも多いので、途中、息が上がりますが景色が良いです。玉川、人並みな体力がないゆゑ、のぼり坂は苦手です。なので、山登りもいたしません。その割にはmont-bell製品を好んでますが。
もし、新緑の夏にここに来たら…きつと楽しいことでせう。そんなことを考へながらこのあたりを歩いてゐました。
ところで、上総大久保駅付近で事故があり徒歩で行けないことから列車での迂回を余儀なくされてゐましたが、最近、片側交互通行で行けることになりました。
小湊鐵道の鉄橋が見えてきました。
さらに線路も見えてきました。
車に気をつけながら歩きます。玉川、とにかく車が嫌ひです。特に、地方に行くと車があつて当然の社会です。私はそれがたまらなく嫌です。かつて、山陰の某県に住んでゐた時、先輩や上司ら地元民から「玉川先生、いつ車買ふ?」、玉川「引越しで貯金を使つたし、免許もないので買ひません」、地元民「こつちは車がないと生活できんがー、それに部活で大会の送り迎へどげする?」、玉川「それはできる人がやれば良いではないですか」、地元民「若い先生は休みの日に免許とつて、借金して大きい車買つて云々」といふ、今思ひ出しただけでも気分の悪いやりとりがありました。ハツキリ云ふて、頭をかしいです。
六区はやはり田舎でした。それも、かなりの。しかし、それが良いです。人もゐないし。誰ともすれちがつてゐません。
今でこそ荒野ですが、ここは石神菜の花畑。季節になると菜の花に彩られる素敵な景色になります。しかし、菜の花がなくても素敵な景色です。
そろそろゴールが近づいてきました。ペースを上げます。
遂に養老渓谷駅が見えてきました!
15:03、養老渓谷駅に着きました。ちやうど一時間半です。さういへば、かつて一度だけ養老渓谷に来たことがありました。知人の車でですが。次は自分の足で歩いて行きたいものです。
西日に照らされて、素敵な景色。ここには足湯が併設されてゐるのですが、けふはメンテナンス中といふ…残念です。仕方がないので、完歩証明をいただきました。
さと山ウォーク、全区間、完全制覇です。やつたネ。
しばらく待つてゐたら、五井駅行きのキハ200形が来ました。これで帰ります。
車内はロングシートですが気になりません。
完歩記念です。これにピンバッジをはめます。景色を眺めながら、のんびり小湊鐵道に揺られました。何も考へず、noteの記事にしようとせず、列車に乗つてるのも楽しいものですね。
歩いた後は、安定の千葉駅のとみ田です。いや〜美味しいですね。千葉駅からはグリーン車で帰りました。
かうして並べると壮観ですね。歩いて良かつたし、良い練習になりました。そして次回、いよいよ本番です。奈良まほろばウルトラウォーキング編をお届けいたします。どうか、お楽しみに。

 最後までお読みいただき、ありがたうございました。

いいなと思ったら応援しよう!