【推し】大好きなOURHOMEのEmiさんに会いに行った旅[娘と行く母の推し旅行、反省!編]②
なんと、
[娘と行く母の推し旅行、反省!編]
を二回に分けるという暴挙に出てしまった。
一番内容が薄いのに…。
需要があるかどうかは置いといて、どなたか、小中学生を連れて関西旅行、そしてUSJへ行かれる方の参考になればと思い、書き続けることにする。
1日目は、大阪到着後、道頓堀に行って終了。
2日目は西宮のOURHOMEに行って終了。
…と思ってたら、2日目は西宮のあと、鶴橋に行ったんだった!忘れてた。
k-popが大好きな中2の長女。
憧れのコリアンタウンで、行きたいお店をしっかり調べていた。
鶴橋コリアンタウンは、竹下通りのように一つの通りにお店がまとまっている訳では無いみたいで、実は、最後までどこがメインストリートだったのかわからないまま帰ってきてしまった。
なんなら、長女念願のマカロンとラテのお店"MACAPRESSO"さんは隣駅の桃谷の方が近かったかも。
でも、迷い歩いてる途中で偶然に韓国プリクラのお店"人生4カット"さんに寄れたので、それはそれで良かった。
全てしっかり韓国を堪能した。
私が選んだのは、晩御飯のお店だけ。
「セマウル食堂」さん。もちろん、こちらもEmiさんが以前訪れたお店。女子4人で入って、とりあえずサムギョプサルを頼む。店員さんがお肉を焼いている様子を、黙ってみる双子。
うちの双子は、あまり笑わない。家と学校ではそこそこ笑うけど、基本は不愛想。なので、その絶賛不愛想の表情で、目の前で焼かれる豚肉をじっと見ている。
皆様に表情をお見せ出来ないのが残念だが、この写真を見た私の母から「ケンカでもしたの?」と聞かれるほど、無表情を通り越して、機嫌が悪いようにも見える。実際そんなことはない。おいしいおいしいと食べてたので。
夕飯前にたこせん(たこ焼きが挟んであるえびせん)と、マカロンラテとチーズハットグを食べた三姉妹は、サムギョプサルとプルコギを食べて、おなかいっぱいになっていた。
でも、ずっと「あー、プルコギもっとたべたかった~」と言っていたので、サムギョプサルよりプルコギが気に入ったらしい。また行きたいな。
関西旅行3日目!
ついに、人生初のユニバーサルスタジオジャパン!!子どもたちの一番のメインイベントだ。一番の楽しみは、ハリーポッターエリア!そして、ザ・フライング・ダイナソー!
9:00に入園して、すぐにハリーポッターエリアに向かう。
映画で見た赤い列車や、ハリーポッターの街並みを見て、やっぱりテンションが上がる!
まず乗ったのは、「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」。ジェットコースターレベルで言うと、中級というところか。多分小学生でも、ちょっと絶叫が苦手でも楽しめる。一つ目のアトラクションとしては、とても良いチョイスだったと自負している。
その次に選んだのは、「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」。3Dの映像を見ながら座席が動くから、乗り物酔いしやすい人はちょっと酔うかもと聞いていた。心配だったけど、乗ってみたら大丈夫、むしろ楽しい!
目の前をハリーやハーマイオニーが飛ぶ。そして、でっかいクモに水をかけられ、ディメンターに追いかけられ、双子は本気で悲鳴を上げていた。
3D映像のピントが時々合わないかったけど、気にはならなかった。あと、座席がちょっと上下に動くくらいなのかな~と思ってたら、普通のジェットコースターくらい上下左右に動いたり回転しながらどんどん先に進むので、イメージは、ハリーポッターの映像付きスペースマウンテンだった。
アトラクションを降りて、ハリーポッターの街並みを楽しみながら、「次いこ!!」とノリノリの三姉妹に連れられ、USJ公式アプリで待ち時間を確認しながら、空いてるアトラクションを探す。
お、フライングダイナソー意外と空いてる!
ジュラシックパークエリアの、「ザ・フライングダイナソー」に向かう。45分待ちとかだったと思う。意外と少ないじゃん、と思ったら、あとでその理由が分かった。
これは、上級者向けなのだ。乗らないという選択をする人も多いのかも。うちの娘たちは、躊躇なく「乗る」を選択した。
早速列に並んで、洗礼を浴びた。
今乗った2つのアトラクションとは、並んでいる人達やそれを誘導するスタッフの緊張感が違う。
まず、注意事項が多い。荷物は専用のロッカーに預けてください、ポケットの中の小銭やスマホはもちろん、内ポケットに入ってるもの、髪ゴムやピンに至るまで、すべての物を出してロッカーに預けてください。スマホは絶対に置いて行ってください。眼鏡も外してください。靴は脱げないように、ゴムバンドで固定してください…。
一体これから私たちはどんなものに乗せられるのだろうか。どんな動きをするのか、そしてどれだけの速さで、どれだけ回転させられるのか…。
ロッカーのカギは、QRコードの書かれた薄い紙になっていた。そうか、銭湯でよく見るあの腕時計みたいなカギもNGなのか。
ロッカーに預けた人から順に、その紙だけを片手に、空港のセキュリティみたいなゲートをくぐり、バンザイをした格好で金属探知機で全身をくまなくチェックされる。
どれだけ…、どれだけ厳重なの。ここまでで、さすがに怖くなってきた。そして、待っている間も頭上で聞こえる、今まさにそれに乗っている人たちの恐々たる悲鳴。
少しづつ自分たちの順番が来る。緊張感が高まる。ロッカーの鍵代わりの薄い紙を握りしめて待つ。
ついに乗り場まで来た。
「何名様ですかぁ~?4名様ですね~!8番ゲートの前でお待ちくださぁ~い!」元気なお兄さんにゲートまで通される。ドキドキドキドキ。
戻ってきたフライングダイナソーが私たちの前のレーンに滑り込む。前の人が降り、私たちが乗り込む。待って!その前に、その前に・・・
「すみません、このロッカーの紙、どうすればいいですか?」どこかに、これを挟む専用の場所があるのか?見つけられない。
「あ、そちらはポケットに入れておいてください~!」
おおーーーーーい!!
結局ポケットに入れるんかーーーーい!!!!!
あんなに、厳重に注意してたのに!!
金属探知機で確認してまで、ポケットの中カラにしろって言ってたのに!!!結局ポケットにいれるんかい!!
しょうがないので、紙をポケットにしまい、フライングダイナソーは出発した。
今までの人生でたくさんのジェットコースターに乗ったが、私史上では、間違いなくこのフライングダイナソーが一番すごかった。
すごいスピードのグルングルンで、前も後ろもわからなかった。最後は叫ぶこともせず、目をつぶってひたすら時間が過ぎるのを待っていた3分だった。
「すごかったね~!!」と三姉妹はいう。
確かにすごかった。疲れた。
その後お昼を軽く食べて、長女念願の「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に乗る。
正直、母はもうすでに気持ち悪くなっていた。足元がふらふらする。でも、乗ってしまった。このアトラクションは、耳元で好きな音楽が流せる。ドリカムの「大阪LOVER~USJver.」を選んだ。歌詞もオリジナルらしいが、全然曲が頭に入ってこなかった。
これもすごかった。
フライングダイナソー程ではないが。
そして私はカフェに倒れ込んだ。
ママ、もう動けないから…、あんたたち、好きとこ行ってきな。終わったら、このテーブル集合ね。ママ、ここで死んでるから。
カフェの店内がさっきからグルグル回ってる。
その後、買い物もミニオンのライドもキティちゃんのカップ回るやつも楽しんだ子供たちは、へとへとになって16:00頃、パークを出た。
乗り物も、買い物も、おなか一杯だった。
反省を残しておく。
40代の親は、立て続けにライドに乗ってはいけない。もし子どもが小さいのなら、大人は交代でライドに乗ろう。
1月末の(土)USJは、エクストラなんとかパスがなくでも、60分待ちくらいで結構サクサク乗れた。なので、意外と課金しなくてよかった。レストランも待たずに座れた。でも、お昼の時間は一応ずらした。
子どもの興味をちゃんと把握し、計画を立てておこう。我が家の三姉妹は、マリオには興味がないらしく、ニンテンドーワールドには行かなかったが、それでも十分楽しめた。逆に、ニンテンドーワールドで一日終わることも出来るだろう。
歩きやすい靴で行こう。うちの双子は、後半「足が痛い」とずっと文句を垂れてて、そのくらい我慢せい!と思ったら、その日はトータル25,000歩も歩いてました。そりゃ足も痛くなるわ。
最後に、もう一度塩味のポップコーンを探しにジュラシックパークエリアに行ったとき、頭上から聞こえるフライングダイナソーの悲鳴と共に、ひらひらひら~と舞う紙切れ。
ロッカーのQRコードだった。それを拾う長女。
「やっぱりポケットにいれたら落ちるんじゃん。」
ですよねー…!!
USJさん、それだけはなんか違う方法を考えたらいいと思います。
また来ようね!と言って、USJを後にした。
その後、梅田で買い物をし、タクシーでホテルに帰る。
途中御堂筋を通って、ここがあの大阪LOVERで出てくる、「一車線しか動かな〜い」という御堂筋!!と感動した。今ならUSJバージョンも落ち着いて聞けるのに。
その日の夜は大学の友人ちゃんちゃんがホテルまで遊びに来てくれて、夜中の1時までロビーで話し倒した。その話はまた今度。
関西旅行4日目。
飛行機が午前中なので、この日は空港に行って帰るだけ。夕方の便とかがあれば、もう一か所くらい観光できたのに。
最終日に、初めてホテルの朝食を食べた。
4種類のメニューから選べる。私と双子はキッシュ、長女はフレンチトーストを選んだ。
こんなおしゃれなホテル、次はいつ泊まれるだろうか。まず、地元にいたらお目にかかれない感じのホテルだったな。
私は、将来、進学でも就職でも、娘たちには必ず一度北海道を出てほしいと伝えている。
日本という島国の中の、更に北海道という島で育った娘たちは、どうしても価値観や文化が偏るし、出会う人の種類も数も限られ、様々なものを見たり聞いたり、経験出来る事の数が圧倒的に少ない気がする。
せめて、今、私たち親が出来る事と言えば、様々な所へ連れて行き、様々なものを見せ、聞かせ、触れさせて、世の中にはこんなものもあるんだなっていう引き出しを増やすことだ。
どの引き出しを選ぶか、使うかは君たち次第。田舎には田舎の良いところもたくさんあるけど、それ以外を知ると、その良いところに改めて気づくことも出来る。
USJに行って、いろんなキャストさんを見て、こんな人になりたい、と思うかもしれない。おしゃれなホテルを見て、将来こんなホテルで働きたいと思うかもしれない。どちらも、旅を経て体験しなかったら、なかなか今この子たちの脳内だけでは想像することが出来なかっただろう。
ちなみにUSJのレストランで、お会計のお姉さんの
「¥5,000ジャングルお預かりで~す!」
「¥5,000ジャングル入りまーす!」
「恐竜に食べられないように、気を付けて運んでくださいね!」という接客を見て、双子に「USJでは働くのも楽しそうじゃない?」と聞いたら、
「冗談じゃない。絶対やだ。」と言われた。
なんでー。楽しそうなのにー。
最後に。
空港について、ラストのたこ焼きを食べた。私は551の豚まんと、りくろーおじさんのケーキを買って大満足だった。
551のお店にいた店員のお姉さんも、英語がベラベラだった。その様子を見て、やっぱり思う。
確かに今後、AIやポケトーク的なものが発達するかもしれないけど、お客さん側がそれを使用するのはいいとして、お店のスタッフは、やっぱりそんなものを使うわずらわしさよりも、普通に英語を話せた方がやっぱりずっといいな、と。英語で注文を聞きながら手早く豚まんを袋に詰めるお姉さんを見て、思った。
それは、道頓堀のおっちゃん然り、ホテルの金髪のお姉さん然り。都会では、英語が話せた方がずっと仕事がうまくいく。英語が話せてある意味当たり前、という空気をひしひしと感じて帰ってきた。
旅行は良い。
普段この小さな街では感じられない事をたくさん感じられた。願わくば、娘たちもたくさんのことを感じていてほしい。
今度はどこへ行こうか。本当は海外に行きたいけど、この物価高と円高で、しばらく行けそうもない。でも、その分、国内旅行に何度か行くのもいいかもしれない。長女が18歳で家を出るまでをあと4年。双子はあと6年。
たくさんの楽しい思い出を、
作ってあげられたらいいな。