自分が変わる勇気
勇気のアクセラレーター 金井津美です。
早いもので9月になりました。季節はうつろい、徐々に秋の気配ですね。いつもの散歩道に吾亦紅(ワレモコウ)をみつけてほっこりしました。自然は常に変化を繰り返し、人に大いなる営みの摂理を教えてくれます。
先月は自分にとって大変化がありました。あることがきっかけとなり、腹の底から「自分は変わろう」と決意しました。例えて言えば、これまで数十年間、大事に大事にまとい続けてきた服を脱ぎ捨てて一度素っ裸になるような感覚。ずっとユニフォームのように着続けてきた「お気に入り服」だけど、よくみると傷み(痛み)が・・・そして何より生地が縮んだのか?自分が大きくなったのか?は分からないけど、キツイ!着心地がとても悪くなってたいことに気が付いたんです。
正直、この古びた服を脱ぐのには勇気がいりました。愛着と数々の思い出、費やした月日に万感の思いがあって。
人は基本的に自分のコンフォートゾーンにとどまりたくて、変化することを嫌うもの。私もそうだったんですね。でもそれ以上に、次の新しいステージに立つこと、その時期に来ているんだと気が付きました。
アドラーが唱えた「自己決定性」は、「今ここで変わろうとすれば、人は変われる」ということを教えてくれます。変われないのは、結局のところ「変わるもんか」と意固地になっている自分を選んでいるから。だから「変わろう」と次の行動へ移る自分を選び直せばよい!
変わっていくのは徐々にで、わりと時間がかかるものかもしれません。初めは不器用でうまく変われないし、やっぱり逆行したくなる時もあるかもしれません。でも少しづつでも進むこと。進んでいる自分を自分で応援してあげること。「三歩進んで二歩下がる」ような自分でもいいから、勇気づけてあげること。
そして「恩は遠くから返せ」の言葉を胸に、いつかかつて自分が大事にしていた場所に恩返しをすること。これは自分の目標としてずっと大事にしていこう、そう思いを新たにしました。
感謝を忘れずにね。さあ、飛び立て、ワタシ!