おばあちゃん子ではないわたし
わたしは実家にいたころ、ちちはは、妹、弟、じいちゃんばあちゃんと一緒に住んでた。
リビングで漢字ドリルしてたら、
もっときれいに書くよう指導が入るし、
じいちゃんばあちゃんの寝床で遊んでたら
絵本の朗読させられるし、
あんまりじいちゃん子、ばあちゃん子ではなかった。
じいちゃんはイケメンでかっこよかった。
小6のときにじいちゃんが交通事故で
寝たきりになってからは
頻繁にじいちゃんのベッドに会いに行くようにした。
なついてたわけではないけど、
会いに行かなきゃ、声かけなきゃと思ってた。
高校生の時に亡くなったんだけど、
12月くらいで、寒い仏壇の部屋に
1人でいるのがかわいそうで
毎日線香をあげにいった。
ばあちゃんには雨降ってる時、
軽トラで高校まで送ってもらった。
この地区で1番に免許をとった話を何回も聞いた。
高校受験のときに一緒に神社のお参りいって
プロ並みのお経を唱えてくれて
わたしは受かるか落ちるかみたいな
自分の実力よりレベル高いところ受けてたから
落ちるの覚悟だったんだけど、
まさかの合格で、おばあちゃんのお経の効果だと思ってる。
ちなみに大学受験のときも神頼みのおばあちゃんのお経にすがったんだけど、
落ちた!!
やはり全てはわたしの実力🫠
浪人してる時、おばあちゃんガンになって、
学校帰りに病院寄ってタオルとか届けてた。
認知症になった時、薬飲んでない飲んでない言うおばあちゃんに
薬飲んだことを思い出させて、
わたしすごい!!って思ったことあったなー。
そんなおばあちゃんも大学の時に亡くなった。
社会人になって地元を出て暮らしてる町に
親戚のおばさんがいる。
おばさんはじいちゃんの兄妹だから、
もう80越えてて、、
昨日会った時に、生年月日書いてある書類見せてもらって、
昭和9年だったなー何歳だろうー
っていま調べたら、90歳だった。
ほんとに?見えない、、、
わたしたちは親戚だけど、
年に一回も会ってないから
過去10回〜20回くらいしか会ってない。
ましてや、2人であったことなんてない。
去年初めて2人で会って、今回は2回目。
年齢も違うし、共通点も知らないんだけど
日常のことを話す。
写真が趣味でいろんなところに行った話、
(写真集が国会図書館にあるらしい!!)
毎朝ラジオ体操してる話、
でも朝は苦手な話、
テレビ見てなくてラジオ聞いてる話(わたしも一緒!)、
海外に行ったときの話、
仕事してたときの話、、
好きなお菓子の話、
それを求めて銀座まで買いに行った話
いつも行く場所は乗り継ぎ5回の話、
お茶を習ってた話、、、
うなぎ食べて、おばさんちで
エアコンと自然の風と扇風機の
ちょうどいい風を浴びながらお昼寝して
凪のお暇みたいな、たたみの家で
わたしは余分なものを持ちすぎてるなーと思った。
抹茶立ててくれて
お菓子食べながら抹茶飲んで
千利休の話とか、秀吉と信長どっちが好きか嫌いかの話したり、、、
読んでる本見せてくれて
読み終わったら本の末尾に日付いれてるの
教えてもらったり、、、
人生っておもしろい。
仲良いに年齢って関係ない。
おばあちゃん子ではなかったし、
いまでも年に2回2人で会うくらいだから
おばあちゃん子ではないかもしれないけど
おばさん好きだな〜って思う。