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子どもの自己肯定感を最大限に引き出す『褒め方』

さて、子どもを褒めるときに
ただ、「すごいね!」というだけではなくて
・こういうところがすごいね
・ここが良いと思うよ
と具体的に褒めるといい、という話は
みなさん一度は、どこかで聞いたことがあるのではないかな、と思います。

あとは
「前はこのくらいだったけど、今はこんなにできるようになったんだね」
と、過去のあなたよりできている、という声掛けも
推奨されています。

これはどちらも、本当にその通りだと思いますし、
私ももちろん、そうしています。

しかし先日、掛け算がちょっと苦手気味だった長男が
毎日繰り返し練習している中で
かなり早く正確になってきたのを見た夫が
「長男、掛け算苦得意になってきたよな」と言ったので、
本人の前で言う時は、その言い方はしないでほしい
と伝えました。
どこがイマイチか、わかりますか?

❝得意になったね❞というところです。
得意になったかどうかは、本人が決めること。

たとえば私は
もともと料理が苦手だし好きではありませんでした。
味もイマイチ・・・笑
でも、夫と結婚前の同棲期間から
通算でもう13年ほど主婦業のようなことをやっていて
ご飯も作り続けているので
家族に美味しいと食べてもらえる程度にはなっているし
その中でも
❝これは間違いなく安定して美味しくつく作れる❞
と思っているものは
来客のときに振る舞っても、褒めてもらえます。

でも、料理が❝得意❞になったのかと言われれば
やっぱり得意だとは思わないないし、
相変わらず好きでもありません笑
嫌いでもないですが・・・普通です。
顔を洗う、お風呂に入る、洗濯をする、
といった
特に好き嫌いとか気分の域ではない毎日のルーチンと
同等になっただけです。

❝得意❞と❝好き❞って、けっこう近しい位置にあって
得意っていうのもかなり、主観寄りだと思うんですよね。

それが料理じゃなくて、
掛け算でもお絵描きでも
同じことだと思っています。
長男が自分で「得意になった!」と言ったならば、
そうか得意になったか!となるんですが、
そうでなければ
本人が得意になったと思っているかは、わかりません。

なので、こういうときには
ずいぶん早くなったね、ミスが減って正確になってるね
と、目でみてわかる事実に特化して
褒めてあげたいところです。
『具体的に褒める』って、そういうことだと思いますし、
その方が、言われた本人としても
すんなり受け入れられるのではないでしょうか。

お子さんを褒めるときにはぜひ、意識してみてくださいね!

それでは今日も、ここまで読んでくださり
ありがとうございました!


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