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ピアノの基礎を学ぼう

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大人の方で1からピアノを学習する方に向けたピアノ基礎の記事です。
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記事一覧

なかなか曲が仕上がらない訳

なかなか曲が仕上がらない訳

譜読み段階である場合は、まず集中して譜読みを進めるのみ。

その段階では、フレーズごとや横の音のつながりを意識しながら覚えていきましょう。

そして、譜読みもざっと終わり、弾きこんでいるのになかなか良い感じに仕上がらない訳。

よくあることの1つは、

実は弾けるのに、テンポを上げていない。

ずっと譜読みの延長から抜け出せなくて、仕上がりのテンポにしていません。

ひとつひとつを確かめながら弾く

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初見の楽譜でもサッと弾けるようにする特訓

初見の楽譜でもサッと弾けるようにする特訓

初見でもある程度どんな曲かわかるくらいに弾けたら、今以上にあれもこれも弾いてみたい!と思うようになると思います。

初見演奏力は鍛えていくことができます。

始めたての方は特に一つの曲をじっくり丁寧に読譜をしながらピアノで音にしていると思うのですが、それとは別に初見演奏のための特訓をしませんか?

まず自分自身にとって弾きやすい音域の曲、リズムが複雑ではない楽譜を選びましょう。

例えば、

高い

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今よりさらに仕上がりをグレードアップさせる重要ポイント

今よりさらに仕上がりをグレードアップさせる重要ポイント

一曲を通して弾けたけれど、なんだかしっくりこない、何度も弾いても下手くそに感じちゃう・・

人と比べるものではないけど、他の人の演奏の方が良く聞こえる。

こんな時に自分の演奏で見直したいポイントをいくつか挙げます

①メロディーと伴奏のバランスは取れていますか?
例えば右手で弾くメロディーが左手で弾く伴奏の音にかき消されてしまうような演奏。
これだとただ全体的に「うるさい」と感じてしまう演奏にな

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効率のいい練習!部分練習の大切なポイント

効率のいい練習!部分練習の大切なポイント

ピアノのテクニック上達には何度も繰り返しの練習が必要です。

しかし、練習の内容によっては時間をかけた割にあまり上達に結びつかないこともあります。

その原因は様々ですが、効率の悪い練習を行なっていることがあることも考えられます。

例えば、

ひたすら1曲を通す練習しかせず、部分的な練習を飛ばしている。

部分練習はしているけれど、本当に必要な練習ができていないなどです。

今回は、部分練習でも

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ちょっと斬新!?リズムの簡単な覚え方

ちょっと斬新!?リズムの簡単な覚え方

音符によって伸ばす長さが違って、それを拍子の中で音符を消化していくのは慣れるまでは一苦労💦

そんなリズムも初級者の方から簡単に覚える方法があります。

音符の並びを単語に当てはめて覚える方法です。

今回はその一部をお教えします!

実際に口で単語を言いながら、手で叩いてみましょう

これは単純でよくある音符の並びですが、1と、2と・・・と数えると難しく感じるパターンのリズムです。

でもこの

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メトロノームの正しい使い方で意味のある練習にしよう!

メトロノームの正しい使い方で意味のある練習にしよう!

曲が大体仕上がって来る頃、子供たちのレッスンで「家での練習はメトロノームを使ってきてね!」というと、大体の生徒は表情が曇ります。
「えーー」「弾けなーい!」
と拒否感があるようです。

確かにメトロノームは一切忖度してくれません。

つまづいても構わず、チ・チ・チ・チ・・・と進んでいきます。

メトロノームを使用するのは、読譜が終わって、ある程度の完成度で最後まで弾けてからテンポの調整として使用す

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いつも同じ音で間違えてしまう理由とその練習法

いつも同じ音で間違えてしまう理由とその練習法

いつも同じ音でミスをしてしまう。ピアノを練習している方ならどなたでも経験していると思います。

私自身にもいまだにそんなミスタッチすることが度々あります。
そんな時は必ず原因を探って解決するための練習をしてその壁を乗り越えていきます。

今回は特に実際のレッスンでも具体的に指導している内容で有料級記事です!
パターン別に入門レベル、初級レベルの方に向けたミスの種類と練習法をお伝えしていきます。

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指を開くストレッチになるピアノ練習

指を開くストレッチになるピアノ練習

指と指の間を開く練習になるものを作成しました。

この練習のルール

・なるべくリラックスして力を入れずに弾きましょう。弾いていない指がピーんと張って力が入ってないか随時確認しながら進めましょう。

・正しい指番号で弾きましょう

・指の間が開かないところは無理に広げず、できる範囲から広げていきましょう

・繰り返しやることで指のストレッチになります

やり方

片手ずつで練習していきます。
右手

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指づかいの基礎【指番号のない音符】

指づかいの基礎【指番号のない音符】

今回は、以前に投稿した「指番号の基本」についての記事の続きの内容となります。
ピアノを始めたばかりの方は下の記事から読んでいただくと分かりやすい内容となっています。

楽譜を見てみると、音符全てに指番号がついているわけではありません。

指番号がついてない音符をどの指で弾くのかを悩まれる方が多いので基本的な考え方、弾き方を解説します。

ピアノの鍵盤ドレミファソに1の指からのせてみてください。

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ヘ音記号の音符の読み方②ドリル編

ヘ音記号の音符の読み方②ドリル編

では、ドリルで読みを練習しましょう。

ヘ音記号の点の位置や、何番目の線にある音符なのかに注意して読み進めてください。
解答はまとめて下にあります。答えはメモに書いておくと答え合わせしやすいです。













解答

①ソドラシ

②シソラド

③ラドシソ

④レファドミ

⑤ミドレファ

⑥ドレミファ

へ音記号の音符の読み方①

へ音記号の音符の読み方①

基本的には左手で弾くへ音記号の音符の読みは、苦手な人が多く読みにくいと言われています。

覚えかたのコツがあるので、それも確認しながらへ音記号の音符も読めるようにしていきましょう!

まず、5本の線にあるヘ音記号の位置を覚えて置いてください。

耳のような形をしていますね!

大きな丸の位置と、2つの点々の位置がどこにあるのかじっくり観察しておきましょう

それでは、まずは4つ。
高い位置のドから

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結構大切!基本的な弾き方①基本の音階編

結構大切!基本的な弾き方①基本の音階編

前回のドからドまでの指使い記事。そこからプラスで「弾き方」を覚えることで、指使いを理屈で理解するだけではなく、音を滑らかにきれいに奏でることができます。

初めてに近い感覚で実際にドレミファソラシドまでを弾いてみた方はファで①の指にかえるとき、ブツっと音が切れているのではないでしょうか

では、さっそく滑らかにドからドまでを弾ききる指の動かし方♪

↓ファで①に変える時、このように親指をくぐらせる

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指使いの基本【すっきりするドレミファソラシドまでの指使い】

指使いの基本【すっきりするドレミファソラシドまでの指使い】

指は片手5本しかないからドからソで終わっちゃう。でもどうやってなめらかにドレミファソラシド、さらにはそこからエンドレスにずーーっと音階を弾き続けられるように指さばきをしていくのか。今回はそんな内容です。

一気にドレミファソ以上先の音まで弾けちゃうと、なんだか「ピアノ弾けちゃう人感」がぐっと高まります。

楽譜には基本的に要所で指使いが音符の上や下にかいてあります。

すべての音についているわけで

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リズムをつけよう!まずは3つの音符だけ♪②実践編

リズムをつけよう!まずは3つの音符だけ♪②実践編

では、リズムをつけよう!まずは3つの音符だけ♪①で覚えた3つの音符でどの様なリズムがつくのか実践してみましょう。

手をたたいてリズムをとるのですが、ドラムのように何かを鳴らすことでリズムをとってみても良いです♪

では、まず下の楽譜。赤い字に書かれている通りに叩くのですが、もしも余裕だなぁーと感じるのであれば、両手同時に右手では音符通りのリズムを叩く、左手では、4拍子(1、2、3、4、)を机や膝

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