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効率のいい練習!部分練習の大切なポイント

ピアノのテクニック上達には何度も繰り返しの練習が必要です。

しかし、練習の内容によっては時間をかけた割にあまり上達に結びつかないこともあります。


その原因は様々ですが、効率の悪い練習を行なっていることがあることも考えられます。


例えば、

ひたすら1曲を通す練習しかせず、部分的な練習を飛ばしている。

部分練習はしているけれど、本当に必要な練習ができていないなどです。


今回は、部分練習でも大切にしたいポイントをお伝えします。


ひとつの部分練習サンプルとしてブルグミュラーの「やさしい花」の7、8小節目を取り上げます、

この部分は結構難しいんですよね!


ここの練習をする時に、まず両手でゆっくりと何度も何度も弾いてみるというやり方を多くの方がされるかと思います。

一気にこの部分を両手で弾く練習をしがちです

どんな流れになるのか雰囲気を掴むために何度か弾くのは良いと思いますが、もっと着実に深く練習しましょう。


まずは、このように片手ずつで、小分けにして音の流れと指の動きを確かめながら片手練習をしましょう。


合計6つに小分けしました。まずこれをスラスラ弾けるようにしましょう


そして、この小分けしたパートが弾けたらそのパートだけで両手で弾きましょう


このパートそれぞれがスムーズに弾けるようになった次に・・


ここからが大切なポイントです


この先ほど小分けした時の最後の音と最初の音を繋げて2音だけを弾きます。
片手ずつです。



そして把握ができたらその部分だけを両手で弾く練習にします。


この練習をした後に
冒頭に合ったフレーズを繋げた状態で弾いてみます



小分けにパート練習することを飛ばしてこの部分を引いてみた時よりもスムーズになっているのが感じられると思います。


大切なポイントとは、

小節や、拍、フレーズにとらわれずに、音がスムーズに繋がらない音と音(2音から4音)を取り出して弾いておくことです。


それが済んでから大きなフレーズでに戻して弾きましょう。


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