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応援された確かな記憶を持つ人見つけた~比江島慎

最近バスケットボールにファンで、密かにきゃ~きゃ~ときめきながら楽しんでいる。中学校の時にバスケ部だったので、まったくレベルの差はあれど、身近なスポーツではある。推しはマコこと比江島慎選手(宇都宮ブレックス)。時間があえば、ぼ~っとマコ動画をみて何だか癒されているんだが、最近気がついたことがある。

インタビューで、大変な時は「大変でした」「辛かったです」「疲れました」とか言うんだけど、最後には「まあ、今の僕ならできると思うんで」とか、「まあ、何とかなると思うので」とか、ビッグマウスでもなく、はりきりポジティブシンキングでもなく口にするんだよね。そりゃあ、家や身内の前では「あ~~~」とか言っているかもしれないけど、さらりと「まあ、僕なら、何とかなります」と。さらっと。

天才だか言うのかなぁ、いっぱい練習したから言うのかなぁ、インタビューの練習したのかなぁとか・・・ご本人に聞けないので想像の域は出ないのだけれど、なんだろう、この「さらりとした、僕は大丈夫」感。

そんな中、動画漁り(笑)中に、とても応援してくれたお母様の話を目にした時、「ああ、そういうことかも。」「お母さん=親に、絶対的に、無条件で応援された人」ってこういう人間に育つんだぁ。と勝手にしみじみした。毎回お母さんの話はしないけど、お母さんが大丈夫って、いつも応援しているから僕は大丈夫。大変な日もあるけれど、僕は大丈夫。先輩も後輩も僕をいじってくるけど(苦笑)、僕は大丈夫。

自己肯定感とか、自尊心とか、「僕は私は大丈夫」な体感というのは、努力して高くしたり、低くしたり、多くしたり、少なくしたりするものではなく、そっとそこに「ある」ものの気がして。そして、それが「ある」人を観ると、感じると、何だかほっとするというか、「飢えてない」「乾いてない」「満ちている」癒しみたいな何かが彼に流れ出ている気がして。

何だか見ていると不思議にシアワセ~な気分になる、スーパーアスリート。
不思議な癒しパワーのマコさんなのでありました。