大切なのは、今の自分の体質や体調を知ること。鏡をみるだけ、忙しい朝でもできる『5つの薬膳セルフチェック』。
はじめに。
忙しく、ストレスフルな毎日…。
あなたは、セルフケアがきちんとできていますか?
『心身 一如 しんしんいちにょ 』という言葉があります。
心身どちらもバランスを保てていて、一つにまとまった状態であるという意味。
つまり、心とカラダはセット、一つのものだということです。
世界中に、『健全なる精神は健全なるカラダに宿る。』 『病は気から。』など、同じような意味の沢山のことわざがあって、カラダと心(感情)は、密接に繋がっているという概念は、万国共通。でも、そうは言っても、カラダと心がセットだなんて、あまりピンとこないですね。
世界保健機関(WHO)憲章では、健康について次のように 定義しています。
つまり、健康な状態とは、カラダと心のどちらもが バランスがとれていて、満たされた状態。
私たちは、どうしても、カラダと心を、分けて考えがちです。
カラダ の変化には比較的、気付きやすかったりしますが、心って、曖昧模糊とし て、目には見えないもの。だから、変化に気付きにくいし、他人からはなおさらのこと。それに、何が正しいのかという明確な基準と いえるものがありません。よくわからないのが、心。
でも、その心から湧き出てくる、どの感情も、実は、カラダの五臓とリンクしていて、自然と生まれてくるもの。
東洋医学では、2000年以上も前から、カラダと心は繋がっているということは、理論的に確立されています。
だから、
どんな感情だって、ありのままでいいし、自分の気持ちを大切に、どう感じているのか、そして、そのオリジナリティこそが、かけがえのない個性。
ところで、
AIに、自己肯定感を上げるには?と聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。
自分のカラダと心と向き合い、認めるには、具体的には、どうしたらよいでしょうか?
そんな時に、この、薬膳セルフチェックが、役にたちます。
このセルフチェックは、薬膳・漢方が基となっています。
ちなみに、漢方(漢方医学)とは、東洋医学の、いうなれば日本版。中国から伝わった東洋医学を、日本の気候や土地に合わせ、長い年月をかけ、確立されてきたものです。
そして、薬膳は、東洋医学のなかの、食からケアすることを目的とした栄養学。薬食同源(薬も食材も同じところからきているという意。)を基にした、いうなれば、『食のセルフケア』といえますよね。
薬膳スタイルの食事作りでは、自分の体調や体質から、必要となる食材を決めるので、自分の体調や体質については、知っていなければいけません。
そして、これをもっと簡単に把握できるような方法はないかというお声をいただいたのをきっかけに、今回、この、薬膳セルフチェック術を作ることとなりました。
薬膳styleの食事作りをしている方のみならず、薬膳のことはわからない方でもわかりやすいようにと、色々、工夫しました。日々の、体調管理や、体質改善に役立てていただけたら嬉しいです。
では、さっそく、鏡を準備して、簡単5つの薬膳セルフチェックをしてみましょう。
※ 最後に、おまけの記録シートもついています。ぜひ、セルフチェックと併せて、ご活用ください。
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