【読書記録】両手にトカレフ、と本読みたい熱到来
最近、フリーアナウンサーの宇垣美里さんの存在を知りました。子供の頃からの読書家らしく、沢山の本を読んでいるそうで、その話に影響を受け、ここ最近私も本を読みたい気持ちがむくむくと沸き起こっています。
ここ数年読む本といえば、ビジネス書とかエッセイとか、読みやすくて実生活にすぐ活かせるような事が書いてある本が多く、文芸書や小説は中々読めませんでした。
なぜ読めなかったかというと、日々の生活に余裕が無さすぎて、別のストーリーというか、物語の中に入り込む心の余裕がなかったというか、中々文字が頭に入ってこず、自分の生活に直結するものしか情報として受け取れずにいました。
子どもの頃は小説とか物語が大好きで、図書館でもそんな本ばかり借りて読んでいたのに、大人になってからそういう空想の世界に入り込む経験をすっかり忘れていたなと思います。
以前より少し時間ができた今だからこそ、また小説や物語が読みたくなってきたのかもしれません。
あとは、放っておくとスマホを触る時間がどうしても増えてしまい、スマホから離れたい気持ちもあります。
本を読む時間を増やせば、その分スマホを触る時間も少なくなる訳で。多分。
あとは、単純に知らない世界を知りたい、学びたい、といった気持ち。
それは、どちらかと言うと自分が今まで足を踏み入れたことのない分野に対する、知らない楽しみがあるんじゃないか、という期待、みたいなものです。
まずは、家にあった
「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」
ブレイディみかこ著
を読んでみました。
そしたら、私の興味のあるイギリス、保育、子育て、教育に関する話が沢山出てきて、とても興味深く、ブレイディみかこさんにも興味がわきました。
早速図書館でブレイディみかこさんの本を探し、予約。
「両手にトカレフ」も読んでみた。
面白かった。
何というか、親としてのやるべき事とか責任、みたいなものにも改めて気付かされたし、自分の生活の当たり前が当たり前ではなくて、自分の親に当たり前にしてきてもらったことが本当はすごく幸せでありがたいことであり、親の努力の上に成り立っていたんだという事も感じました。
男に頼らないと生きていけない女側のメンタルがどうしてそうなってしまったのか、自分はどうありたいか、なども考えさせられました。
ストーリー詳細は省略させてもらいますが、世の中の暗い部分を垣間見つつ、でも最後は希望を捨てないで生きてもいいんだ、と、自分を肯定されたような、そんな気分にもなりました。
読んでよかった。
やっぱり本ていいな。
読書っていいな。
と感じている今日この頃です。
本て、読み始めると次に読みたい本が出てくるのが不思議。
またいい本があれば、note にアウトプットさせてもらえたらなと思います。
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