睡眠が生活習慣病につながる訳
心身の健康には休養が必要ですが、その中で重要なのが睡眠です。
睡眠には免疫力を高めるという重要な役割があります。しかし、慢性的な睡眠不足に陥ると、この働きが鈍くなります。さらに、睡眠不足などで睡眠の質が低下すると、肥満につながりやすくなります。これは、睡眠時間が不足することで、脳が栄養不足と勘違いし、食欲を促すホルモンが増加してしまうためです。そして肥満は、高血圧、脂質異常、糖尿病といった生活習慣病を引き起こす要因にもなります。
生活習慣病を予防するためには、良質な睡眠をとることが大切です。睡眠を妨げる生活習慣としては、以下のような行動が挙げられます:
起床時刻や就寝時刻が不規則である
就寝前に明るすぎる環境で過ごす
就寝前にゲームやパソコン作業を行う
夕食から就寝までの時間が2時間未満である
カフェインを含む飲み物やアルコールを多く摂取する
夜更かしをする
私たちの体には「体内時計」があり、生活が乱れるとこの体内時計もずれてしまいます。このような生活習慣を続けると、悪循環に陥りやすくなります。生活習慣病を予防するためにも、また既に発症している場合でも、今一度生活習慣を見直してみませんか?
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