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島根鳥取縦断旅 「菊竹清訓設計 東光園」

1964年菊竹清訓さんが手がけた、鳥取県米子の皆生温泉「東光園」

ラウンジに転がるように並んでいるカラフルでかわいい剣持勇デザインの椅子、実物はさらに可愛さが増し増し!

剣持勇デザインの椅子

今回は宿泊ではなく立ち寄り湯のみの利用ですが、温泉入る前に館内を見学させてもらい、夢心地のまま温泉に浸かり至福。

吉村順三さんが設計された佐賀嬉野温泉「大正屋」の温泉同様、名建築の建物を「体験」できる喜びは一入です。

2階から眺めるラウンジの風景も素敵!
特徴的な柱、そして中庭を眺めながら次は宿泊しなくては!と決意。

東京オリンピック開催と同じ時代に完成した温泉旅館ということもあり、老朽化は否めないけれどそれ以上に素晴らしさを感じる建物でした。

何より、東光園の建物外観は圧巻そのものでした。
5階から6階の客室は7階に設置された大梁によって吊り下げられているそうで、よく見ると空中に浮いたような状態。

いつか宿泊する機会があればじっくり見学したいねと話しながら名残惜しくもありつつ、米子を後にしました。

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