マガジンのカバー画像

アートや音楽、本のこと

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アートや音楽、本について書いたことを随時、発信します。 マガジン画像の詩集『きみは転がりこんできたね、マイボーイ』は、川畑battie克行氏の作品です。
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#薄井灌

中嶋中春『White, White, White』を読みはじめる前に

詩人の峯澤典子さんをはじめ、何人かの方がX(旧Twitter)で紹介されていて、ネットで注文、昨…

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火を鎮/沈める——蔡國強展を観て

この文章は、昨年7月1日(土)に、青森在住の友人で、詩人・SSW(singer-songwriter)の川畑ba…

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《若林奮 森のはずれ》展

この文章は、昨年7月1日(土)、青森在住の友人で、詩人・SSW(singer-songwriter)の川畑batt…

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監督・脚本・撮影 上田義彦『椿の庭』(後編)

掃除機をかける渚に、絹子が「渚、玄関もお願いね」と声を張る。姿見の前で白い夏の着物に薄緑…

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監督・脚本・撮影 上田義彦『椿の庭』(前編)

冒頭、何か赤い炎のようなものが揺れ、それがしだいに水草の浮いた水の中を泳ぐ金魚だとわかる…

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《宇佐美圭司「大洪水」》展

昨年7月28日(土)に、高崎市の「ガトーフェスタハラダ 本社ギャラリー」で観覧した《宇佐美圭…

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「電子の森」と「彫刻の森」

昨年5月13日(土)、東京のアーティゾン美術館で《DUMP TYPE 2022:remap》展を観た後、帰路の途中、埼玉県立近代美術館で《戸谷成雄 彫刻》展と、一日に二つの展覧会(両展とも会期終了前日)を観覧し、心地よく疲れた思い出を記録しておきます。まずはアーティゾン美術館《DUMP TYPE 2922:Remap》展から。 アーティゾン美術館《DUMP TYPE 2922:Remap》展 高崎線の新町駅から朝8時前の普通列車に乗り、10時前に東京駅着。地下道を直通でア

加納光於さんからの手紙

2008年1月11日、48歳の誕生日の日付で、第一詩集『干/潟へ』を上梓した際、版元の思潮社様を…

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清水徹『書物について——その形而下学と形而上学』

ここ8年ほど、夜は8時頃に就寝し、朝は4時頃に起床する習慣で、2時間弱の「朝勉」を続けている…

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