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Photo by
isada
ふと思い出した話。
少し前の話。
といっても、コロナより前だったと思う。
オンラインでの講座に参加した時のこと。
「学ぶのにスッピンなのは…」(その先はうろ覚え)
私はこの一言で
「化粧をせずに学ぶのはダメなこと」
「オンラインであれ、服装を整えるべき」
とインプットされました。
始まってすぐ、
身だしなみのことを言われたのです。
リアルならまだしも
オンライン、しかも夜の開催でした。
本当に何気ない一言でしたが、
一緒に参加した人と後から話した時に
「あれ、何だったの?」
「何でそんなこと言われないといけないの?」
「雰囲気悪くなったよね」
という反応で。
その場では誰1人言葉を出さなかったけど、
空気が変わった瞬間はみんな気付いたはず。
夜の開催、しかもオンラインだから
身だしなみまで言われるのは想定外。
というのが多くの参加者の認識だったかと。
しかも仕事終わって家事も済ませてからだから
部屋着にスッピンの人もいました。
私は一応、化粧して服も選んでたのです。
私はスッピンでなかったのに…
スッピンの人より刻まれてしまうって流れ。
よく考えると、
私は自分が怒られるよりも
誰かが怒られる時の方が
苦しかったのかもしれない。
でも。
数年経ってやっと
スッピンでオンラインに出れるようになりました。
夜のオンラインが苦手なのは
まだ引きずってるかもしれません。
たとえ仲良しだけのオンラインでも
できなかったから
なかなか面倒な話でした。
その言葉を発した人は
意地悪でも何でもなく、
正論を言ったのもわかります。
ちょっと認識が違っただけ。
ちょっとなんです。
それでも深く刻まれることがあるので、
言葉って使い方を間違えないようにしたいな。
と思った次第。
スッピンで笑いながら
オンラインに参加した私の顔を見ながら
思い出した話でした。
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