へバーデン結節がある人は手も冷えている理由とは?
早い方ですと40歳代から、指の第一関節が痛み変形するへバーデン結節は起こります。
加齢のためにしょうがないとあきらめてしまう方も多いようですが、このへバーデン結節はどうして起こるのでしょうか?
<h3>膝痛でも同様ですが、関節炎はその周辺の筋肉のアンバランスにより骨が引っ張られて、関節面がずれることにより起こっていますが、ヘバーデン結節の場合は腕の内側にある腕、指を曲げる筋肉の緊張により起こっています。</h3>
その証拠の一つにへバーデンの起こってる手の母指球(親指の付け根のふくらみ)も緊張して、もっこりしていることが上げられます。
拇指球の部分は拇指屈筋といい親指を曲げる働きの筋肉ですが、その筋肉が縮んでしまっているのが、このふくらみの正体ですが、手にあるほかの指を曲げる筋肉全体も緊張してしまっているわけです。
そして、この原因をたどると、腕のねじれから起こる屈筋群の緊張、前肩から起こる腕のねじれ、猫背から起こる前肩、O脚から起こる猫背とつながっているのです。
したがって、同じ原因により引き起こされる症状は・・・
・肩こり
・首コリ
・手の冷え
・腕のだるさ
・しもやけ、あかぎれ
・腱鞘炎
・ばね指
・筋肉緊張性の頭痛
このような症状が同時に起こっているケースが非常に多くみられるのです。
そもそもへバーデン結節が起こる方は手芸や編み物など細かく手指を使うことがい多い趣味やお仕事で、すでに緊張している屈筋をさらに酷使することにより悪化していますから、上記の症状も併せて悪化していることも少なくありません。
そして、このような整形外科領域の痛みや不調は直接命にかかわらないと考えがちですが、先に書いたように体のゆがみから現れた、いわば体からのサインのようなものなので、このサインを無視したり、痛みだけがなくなればいいや、というような対処療法的な処置で済ませていると、いずれ大きな、それこそ命にかかわるような問題に発展することが想像に難くないのです。
筋肉の緊張とは、=血管・神経の圧迫なのですから!!
もし今、へバーデンなどで痛みがある方は、是非この体の因果を検証してみてください。
体の歪みを根本から取り除き将来にわたり安心な生活を獲得できる礒谷式力学療法 杉並区・西荻窪 鴨下療法所
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