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患者様の声・・・歩き方などが痛みを作っていることに気が付いた!!
先日うれしいLINEメールをいただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679875300424-u6pLHqEMVV.png?width=1200)
( ↑ もちろん、患者様に掲載の許可をいただいております♡)
『おはようございます。昨日はお世話様でした。劇的に良くなりました。歩き方、日常の動作、改めて意識していかなくては、と思いました。ありがとうございました』と言う内容です。
この患者様は以前から腰痛、膝痛で通っていただいている方なのですが、どちらの痛みも改善しているのですが登山がご趣味なので、うっかりすると繰り返すという状態だったのですが、最近は安定してきていました。
しかし、今回は今までと少し違う個所の痛みを訴えられていらっしゃたので、生活の中で原因になるような出来事はなかったかをお尋ねしましたところ・・・
「そういえば1週間ぐらい前にサイズの合わない靴だったんだけれどお洋服に合うと思い何日か続けて履いたあたりから、痛みが始まってる気がする」と思い出していただきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679875329349-Mgmf1v9W06.jpg?width=1200)
↑写真のようにストラップがあってもつま先が設置する歩き方ですね。まして踵にストラップが無いサンダル、大きい靴などは、さらにつま先から接地しやすくなります。
今回のこの方の主訴は右ひざの内側痛、右足の甲の痛み、両脚のふくらはぎの緊張、左ひざの違和感、腰の違和感でした。
この様にいっぺんに色々な症状が出てはいますが、礒谷式力学療法の理論に照らして原因を推定すると
『サイズの大きい靴を履いて歩いたために(靴の底は平らでクセがない靴だったそうですので)、突っ掛けサンダル的なつま先から接地する歩き方になっていたために、前荷重になり股関節が内旋を起こしたために、ふくらはぎは緊張し、腰は反り腰的な緊張を生じ、右脚では膝のニーインが起こり膝の内側痛が起こり、外過重で甲の痛みが起きた』と考えられました。
したがって矯正は、股関節の内旋が取れるように調整し、左右脚のバランスを取り骨格矯正を行い、CS60で筋肉の疲れを取り除き整えました。
患者様のお言葉を聞く限り、この矯正で正しかったと思います。
そして、とても大切なのはこの方が、靴や歩き方でこの様な健康上の問題が起こるのだから、良い生活の習慣つくりをしようと言う気持ちになられた、という事なのです。
なぜなら、自分の体の状態は結局は自分でどう過ごしたか?に尽きるのですから。
ソファーに背中を丸めて座り、がに股で歩いて、腰や膝が痛くなって整体院や病院に駆け込んで、その時にうまく痛みが取れても、生活を改めなければまた繰り返し痛みや不調が起こり、繰り返せば繰り返すほど悪化することは火を見るより明らかです。
健康に過ごすために是非、歩き方座り方を学んでください。