詩のようなもの#10~12

10,写真

卒業アルバム開いて なぞってみる

たくさん映る 貴方の笑顔

少し格好つけていたり, 良い青春だったろうなって

隅っこで私 作り笑顔で笑うの

貴方との写真がないから 仕方ないじゃない



11,となり

1人が好きだと突き放したね それでも追いかけた後ろ姿

放っておけないそんな魅力が 月明かりは特に目立ってみえた

缶コーヒーも開けるのが苦手で 猫舌で いつも冷ましてた

待つのは嫌いだとため息ついて それでも歩幅合わせてくれた


そんな君がいつの間にか 知らない可愛い 王道で邪道

私に会釈して 君の隣に居座って 照れた顔で裾を掴んで

気まずい空気も分からないような 

素直にランチを3人で食べるような

不器用そうで 君が世話を焼くような 

可愛い魅力的な ひとを連れてきたの



12,未定

生まれたときの記憶が無いのは 母の泣き顔見ないため

思い出すのは笑顔だけ



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