詩のようなもの#25~27
25.未定
利己主義を超えて やって来たのは背負いきれない後悔
公開主義のそれは 襲い来る
26.色
ごめん すみません 頭を下げていたら
上げられなくなってしまった 顔も見れなくなった
君が見ている空は きっと青いんだろうな
僕が見れない空は 灰色じゃないといいな
簡単に笑って 簡単に消去して
そんな日常も見れなくなって
やっと見つけたメッセージには 幼い希望宿る
27.宇宙
君の目には宇宙 瞳には流れ星
君の声には隕石の衝撃 睫毛には草原
君の唇はマグマ 贈り物には引力
このままじゃ溶けてしまいそう
呑まれて 私じゃなくなる