詩のようなもの#19~21
19,スーパー
今日も僕はコンビニに行かない 便利さを捨てて
僕専用を持って 少し遠い道のり
蝉の音聞きながら 広くて 分からなくて 惑わされる
スーパーへ行く レジに並ぶ
細かいもの バーコードのない青果 たくさん買って
少しでも 長く 長く
他には使えないカードに少しずつ貯めていく
今日も僕はコンビニに行かない
20,人魚姫
セーラー服に身を包み,水に足をつける
声を失う覚悟なんてありゃしない
赤のペディキュアで気を引いて
21,未定
君の目尻がシワシワになって 初めて見る顔するから
私はどこにいたのかすぐ分かってしまった