5月の天咲
この地にて 慈愛の雨はふりそそぐ
花にも我にも 皆にもひとしく
地球では雨が降れば、皆、その恩恵を戴いています。
樹々も、草花も、岩や川も土も、動物や昆虫も。
稲やお野菜も雨が降らなければ育ちません。
そして、私たち人類にも雨は等しく降りそそいでいます。
けれど時々、豪雨や台風となって、慈愛とは思えないような雨が降ります。
私たち人類から見たら『災害』として悲しみや苦しみと感じてしまいます。
地球から見たらどうでしょうか?
大気や土や川が汚されているから、キレイにしようと少し強く雨を降らせているのかもしれません。
そうなると、やはり慈愛の雨なのだなぁと思います。
それならば、大気や土や川を汚しているのは誰なのでしょう?
樹々も草花も動物や昆虫も汚すというよりもキレイにしてくれていますよね。
では、私たち人類はどうでしょうか。
生活が便利になるけれど、その分、自然を壊してきてしまっています。
本当の科学の進化とは、この地球を優しく労り、自然を守り、優しい雨だけで十分であるようなものでなくてはならないのでしょうね。
そうなれば、人類の悲しみや苦しみも幸せに変わってゆくのではないでしょうか。