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一条(ひとすじ)の 光りを宿してあらわれる 花のこころは われらの中に 人はどうして部屋に…
儚きと 思えど花の いのちさえ 天地の姿は 永遠にみちびく 花のいのちは短くて儚いもの・…
流れゆく 宇宙のときの 波にのれ 新たな進化は カタチを超えて 大きく変わる時代の中で、…
めぐりゆく 季節を惜しむ景色にも 消えては現わる いのちのすがたよ 桜が咲いて散り、新緑…
流転する 我が身を見下ろす まなざしは 静けさ深く 真(まこと)へ導く 日常はさまざまなことが…
この地にて 慈愛の雨はふりそそぐ 花にも我にも 皆にもひとしく 地球では雨が降れば、皆、…
春はまだ 来ぬと思えど 気がつけば 風に吹かれる 花便り 《花材》雪柳 フリージア ガラス花器 まだ寒くて「春はまだだなぁ」と思うけれど、雪柳の小さな花が枝一面にさいて、風に揺られているのに気がつくと、 見ていなかっただけで、すでに春の便りは届いてたのですね、と思うでしょう。 日々の忙しさは、見えていても見ていないということになりかねませんね。 また、目に見えないと「無い」と思ってしまいますが、一呼吸してみると、実は、風であったり、陽の光だったり、水のせせらぎだったり、
日本には古くから一生をかけて探究することを 「道」といいます。 武道、茶道、香道、書道、そ…
青松に 宿る真(まこと)の志 寒風たえて 咲く梅の花 《花材》根引松 梅 金塗柳 剣山なし …
花は生死を越えている・・・ 切ってもそのまま 蕾は花を咲かせます。 その姿は、悲壮感もなく…
風そよぐ 彼方へわれを いざなえよ せわしき日々に 身こそおきても 《花材》花材水仙 雪柳…
葉と花が出逢って 一つのいけばなが生まれます。 時々、生けていて起こる 頭の中が空っぽで …
地にありて 天を思いて あらわれる ちからは和となり 波となりゆく 《解説》 人というのは…
天地自然の中で、風が吹いている 強い風か? そよそよ、そよ風か? 清々しい朝の風か? 寂しい夕暮れの風か? 一枚の葉で風を感じる 花の向きで風を感じる それは私も風を感じているからなのでしょう いけばなは【天地自然】を人の生活する空間に取り入れて、大自然を感じていたいという思いから発展してきたのではないでしょうか? それは、本来、天地自然と人は一体感があったからなのではないかと思うのです。 だから、風の吹いていない室内なのに、一枚の葉に風を感じられる表現ができるのだと