見出し画像

『農作業始めました①』〜なぜ農作業をやるのか〜

『 農作業始めました 』コラムのこれから
 ・なぜ農作業をやるのか
 ・初心者が始める無農薬農作業のやり方
 ・日々の作業、農作物の成長
 ・日本の農業の問題点と解決策(までイケるのか!?皆で学ぼう!)
などを書いていこうと思ってます。

第1回 なぜ農作業をやるのか

農作業投稿の記念すべき1回目として、鴨川健がなぜ農作業を始めるのか、ということをつらつら書いていこうと思います。

画像4


■ 「田舎といったら農作業でしょ」 〜長生きの秘訣!?〜

アホみたいな話ですが、最初はこれでした(笑)
「田舎の魅力?やっぱ農作業でしょ」と。
事実、多くの患者さん@田舎 が畑をいじってるんですよね。
死期の近い患者さんが「最期まで畑をいじりたい」と話したり、足腰弱っているのに「畑は見に行きたい」と言う姿をみていると、こう言わせるほどの魅力が絶対あるに違いないと。
完全な私見ですが、『農作業やっている方は本当に皆若い!』長生きの秘訣っぽく言いましたが、交絡因子ばりばりなのでとりあえずあまり強く言いません。でも関係は少なからずあると思う。ヘルスツーリズムという概念もあります。医者が農作業をすることで「農作業と健康の繋がり」を考えてみることは1つ面白いかなと思いました。

まずは、農地探しを始めました。
大変わがままですが、
「普段仕事は忙しいけど、どうしても農業・地域の魅力を実感して伝えたい!!僕たちの理念に共感してくれ、一緒にやってくれる人・土地はないのか、、」
まぁないよね。と諦めモードの中で、協力いただける師匠と出会いました。(師匠紹介はまた後ほどのお楽しみに)
ということで念願の農作業ができるようになりました。

画像2


■ これから移住を考える方にリアルを紹介したい

鴨川健は地域を活性化する1つの方策として「移住者(出身者の出戻り含め)が増えること」をあげています。
また別途書きますが、移住したいなと思う魅力ってなんですかね?
魅力の1つに『農作業・自然』を挙げる人は多いと思います。
〔自分で土をいじり、自然に触れ、子供を育てるように農作物を育て、無農薬で安全・採れたて・新鮮をいただく〕
ただし、本当に農作物が出来るのか?美味しいのか?めちゃくちゃ大変なのでは?そもそも全くわからん。ではオススメも出来ません...
なので、私たちがリアルをやりますので、まずはどんな具合か見守ってください!世間知らずの私たちができるなら全員できます!(;;)
そして、鴨川・南房総の地に外からやってきたような、病院のスタッフやこの地で働いている人に少しずつ私たちの農作業に加わってもらい、魅力を伝えていきたい、、まず私たちの出来ることかな、なんて思います。

画像3


■ 地域の子供に地域で生きる魅力を伝えたい

地方創生と鴨川健活動で「教育」は欠かせないと思っています。
その1つが『農育・食農教育』(JAグループ食農教育とは?
子供たちと一緒に本気で楽しく自然と戯れる。
地元で取れる野菜から、植物の生育や鴨川・南房総の土地、環境の大切さを僕たちと一緒に楽しく学ぶ。
地元で取れた野菜で、地元のシェフに料理を習い、美味しく食べる。
そんな子供たちが「こんな鴨川・南房総を守りたいな、自然を大事にしたいな」と思ってくれるようなきっかけになったら最高です。
漁業でも畜産でも発展させたいなという野望もありますが、、

画像4


■ 農作業から日本の農業の未来を考える

農業界の未来って明るいのでしょうか?
正直、世間知らずの医者には全くもってわかりません。もしかすると意外と農業の問題点をすらすら語れる方は多くはないかもしれません。
思い返せば小学校の教科書でも学び、あれから約20数年、問題は解決・前向きに向かっているのでしょうか。
「はい、農作業!楽しいね!美味しいね!農業大事だよね!」を超えて、
私たちの活動を通して、自分ごととして「作物を作ること、食べること、生業とすること、そもそも農業とはどうあるべき?」の新しい未来が見えてくるといいなと思っております。
本業の合間にこれから勉強して更新していくのでよろしくお願いします。
むしろ詳しい方いろいろ教えてください!笑

・農業の新規参入が難しい
・後継者不足
・大規模農業と小規模農業の農業格差
・農薬と健康
・食糧自給率の低下
・農業ビジネスモデルの構築
・農業とAI、スマート農業     などなど

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?