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かみゆりね
2020年9月1日 01:23
「今日が、最終日ですね。クク様」そう呼び止められ一瞬キョトンとした銀髪の女性は、次の瞬間、自分が呼び止められたのだと認識してハッとし慌てて笑顔を作りました。「ええ、そうね。なんだか、久しぶりにククって呼ばれた気がするわ。」ククと呼ばれた女性は、魔法の国の大賢者という役職につく、初老の女性でした。侍女が、秘書のように横に付き従うと、「今日は夜間にハヴィ様の来訪があります。お時間までには必
2020年7月11日 01:58
これは私たちが暮らす世界とは少し違う世界のお話です。風景や生き物、人間と呼ばれる種族がいることなど、その世界は私たちの世界ととてもよく似ていますが、彼らは何度かの突然変異と文明の入れ替えを経た長い歴史を持っています。今は一部の人が魔法を使い、多くの人が科学技術を使う時代。人間の居住区にだけ都会の街並みと自然が共存し、その他の大地は荒れ果てている。そんな世界のお話です。4203年7月10日