【書き出し小説部】2月12日
こんにちは。書き出し小説部です。
今日もあなたの人生に0.5秒の娯楽をお届けできれば幸いです。
(参考)書き出し小説とは
【今日の書き出し小説】
(その6)
「そんなの薬物依存症と何が違うっていうのよ!」彼女の叫びを無視して、俺は今日もジムに向かう。パンプのためだ。
(その7)
ニンニクが嫌われるのは「立つ鳥跡を濁さず」ということを学ばなかったからだろう。
(その8)
僕の破壊衝動が向けられる先は、電柱の周囲に集められた雪の残骸だった。
(その9)
「お客様の声をお聞かせください」
丁寧な言葉遣いの中にある傲慢さに人はいつも騙される。
(その10)
そのカラスは、毎朝私が家の鍵を閉めるのを確認し、カァーと鳴く。
それではまた、次回の書き出し小説部で。