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【エッセイ】読書好きの成人男性が「名刺がわりの小説十選」をやってみた。

自己紹介。
それは、子どもから大人まで多くの人々にとっての「悩みの種」ではないでしょうか。
人と人が出会えば、「えぇーっと、じゃあとりあえず自己紹介でも」となるのが社会的動物である私たちの常です。
ところが、この自己紹介って意外と難しい。
名前と年齢を言い終わると、「あぁー…何を話したら良いんでしょうね(笑)」みたいなリアクションをしてしまう。そんな経験、皆さんにもありませんか?

心理学でも、エンカウンターグループというグループセッションをする時には、この自己紹介を「どれだけスムーズに行ってもらうことができるか」ということに、ファシリテーターと呼ばれるグループのまとめ役は心血を注ぎます。
それだけ、何もないところから自己紹介をするってハードルが高いんですよね。

ちょっと前にTwitterを見ていたら、「#名刺がわりの小説十選」というタグを見つけました。
なるほど!
ビブリオバトルでも「人を知る」という要素が出てきますし、確かに選書ってその人の好みや思考、ライフストーリー等が現れますよね。

というわけで、今日は僕も「#名刺がわりの小説十選」をやってみて、自己紹介をしたいと思います。僕が選んだ本を通して、「ヨシダくんはどんな人間なのか」とプロファイリングしてみてはどうでしょうか。
そして、「自分だったらどの本を選ぶかなぁ」と考えてみると、普段は気づいていない自分に気づいて、自己理解が深まるかもしれませんね。

(名刺がわりの小説十選)

・ともだちは海のにおい 工藤直子(著)

・十五少年漂流記 
ジュール・ヴェルヌ(著)

・赤毛連盟 
コナン・ドイル(著)

・おしどり探偵 
アガサ・クリスティー(著)

・スレイヤーズ! 
神坂一(著)

・青の炎 
貴志祐介(著)

・詩的私的ジャック 
森博嗣(著)

・迷路館の殺人 
綾辻行人

・ネバーランド 
恩田陸(著)

・殺しの儀式 
ヴァル・マクダーミド(著)

以上が、僕の「名刺がわりの小説十選」でした。
自分の好みや思考、ライフストーリーが現れるような本を選んだのですが、どんな印象を受けたでしょうか。それを聞いてみるのも楽しそうです。
十選とはいかなくても、初めて会う本好きが集まった時のアイスブレイクとしてやってみても良いかもしれませんね。

小説以外でも「名刺がわりのマンガ十選」や「名刺がわりの映画十選」、「名刺がわりのアニメ十選」も面白そうです。

今日、紹介した本で興味が湧いた本があったら是非読んでほしいですし、皆さんも「#名刺がわりの小説十選」、選んでみてくださいね。

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