いま成すべきことを知って運気アップ!!自分で運勢を占う【九星氣学】
日本独自に発展した占いであり、開運の学問でもある【九星氣学】。
前回お伝えした通り、九星氣学では九年を一つのサイクルとして運気は上昇と下降が繰り返されると考えられています。
今回はそのサイクルのどの位置にいるか自分で占う方法をご紹介します!
今年の運勢を自分で調べよう!
今年はあなたにとってどのような年なのか。
2020年の残すところわずかですが、九星氣学は節分を区切りとしているため、やり残したことがあると思う方は、まだ少し時間がありますのでぜひ調べてみましょう!
運勢を占う流れ
最初に、あなた自身の生年月日から「本命星」を調べる必要があります。
次に、九星氣学で用いる魔法陣であなたの本命星が現在どこにあるかを調べます。
最後に、その魔法陣の位置を基にあなたの本命星がどのような運勢・傾向にあるかを知ることができます。
では、早速「本命星」の調べ方を見てみましょう。
生まれ年で「本命星」を知る
九星氣学では、生まれた年で「本命星」が決まります。節分を区切りとしてますので1月1日から2月の節分までに生まれた方は、前年の星が当てはまることになります。
ちなみに、星というのは九星氣学において「エネルギー」を指す言葉です。そのため、「本命星」というのは、あなたの個性にエネルギー(特性)を与えている存在である、と言えるわけです。
それでは下の表をみて、ご自分の本命星を特定してください。(節分が2月4日の年は、青字で示されていますので注意してみてください)
例えば、あなたが1985年の4月15日生まれでしたら、本命星は六白金星です。
一方で、同じ1985年生まれでも2月2日生まれでしたら、節分が2月3日であるため、本命星は前年の七赤金星となります。
つまり、1985年生まれの方で、1月1日~2月2日に産まれた方の本命星は、原則として七赤金星となります。
「原則として」という但し書きが付くのは、節分後最長2ヶ月以内に産まれた方は前年の星の影響を受けるという研究者も少なくないためです。節分後に産まれた方は、前年の星も参考にしましょう。
ここまでに調べた本命星はあなたが生まれた時に授かった星です。
星の名称(「一白」から「九紫」まで)は前回の記事で紹介した星の巡りと同じ名称ですが、ここは混同しないようにしましょう。今年の運勢を調べるにあたっては、まずは自分の本命星をしっかり覚えてください!
本命星の今年の位置を調べる
本命星が特定できたら、次にその本命星が今年はどこに巡っているかを調べます。
これには「後天定位盤」(下図)という九星氣学で必ず用いられる魔法陣を用います。「方位盤」と呼ばれることが多いです。
図で示すように、九星を漢数字で表現しています。
後天定位盤の数字の位置は変わりません。これは星の基本の位置として理解ください。
後天定位盤はまた、星の巡る順路を示しています。毎年1マスづつ、次の漢数字を追うように巡りますが、ここではまず、そういうものだと覚えていただけたら十分です。
では続いて、2020年の方位盤をご紹介します。
中心に「七赤」があります。そのため2020年は「七赤金星」の年といわれます。
ここでようやく、あなたの今年の運勢をみることができます。
前項で調べたあなたの本命星は、2020年の年盤のどの方位に位置していますか?
位置を確認したら、基本の方位盤(後天定位盤)のどの星と重なっているかを確認しましょう。
あなたの本命星が「一白」であれば、今年は後天定位盤の東北(八白)にあります。東北にあるということは、刈り取りが終わって成果を静かに蓄えている時期です。
あなたの本命星が「三碧」であれば、今年は北(一白)の位置にあります。北は運気であれば最も停滞しているときです。こういう時期だからこそ、大きな変化は望まず静かにこれからの8年間の計画をじっくり練る、始まりの年と捉えることができます。
一方で、本命星が「九紫」の方は今年は西(七赤)にあって、これまでの頑張りに対する成果を回収し、物心共に喜びが多い年です。ただし、「暗剣殺」の凶方位にあることから人から持ち込まれるような都合の良い提案や、人の心に付け込むような耳障りのよい言葉には注意した方がよさそうです。
このような具合で、あなたの本命星の今年の方位を特定し、その年の運勢をおおまかに見極めることができます。
詳しくは前の記事をご覧ください:
方位の他にも、次の二つの凶方位にいないかも確認しましょう。
1.今年の方位盤であなたの星が五黄土星の反対側にいないかを確認してください(暗剣殺)
2.今年の方位盤であなたの星が今年の干支(子年、北)の反対側(南)にいないかを確認してください(歳破)
「暗剣殺」は、自分自身よりも他人が起こした問題に巻き込まれるような傾向にあります。何か起きた場合には慎重かつ早めに対応することが大事です。今年であれば、九紫が暗剣殺に位置しています。本命星が九紫の方は注意してください。
「歳破」は、自分自身の意図や期待に反して取引が阻むようなことが生じる傾向にあります。人との争いごとには注意し、取引には慎重に取り組むことが大事です。今年は本命星が二黒の方が歳破に該当します。
このように、方位盤の動きは慣れないものですが、一度覚えてしまえば、これからずっとその年の自分の運勢をみることができます。年の運勢以外にも後天定位盤は九星氣学には欠かせない基本的なものですので、工夫して覚えてみましょう。例えば、ご家族や有名人の生年月日を調べてその人の運勢を占ってみるのもよい工夫です。
物事には成すべき時がある
ここまで、ご自身の1年間の運勢を占う方法をみてきました。
思い当たる節はありますか?それとも、しっくりこないと思いますか?
九星氣学は自然の摂理を学ぶことです。万物と同じように、私たちも勢いよく伸びるときもあれば、静かに力を蓄える時期があることを知ることです。自分の思い通りのタイミングで望む成果を得ることができないときでも、必ず春が訪れるように、道が開かれる時がきます。
自分の運勢がいまどのような勢いにあるかが理解できると、気がラクになります。何をしても空回りしているような「モヤモヤ」は、そういう年廻りだと思えば、必要以上に悩むこともありません。反対に、何をしてもうまくいく時期では、せっかくなので普段であればチャレンジしないことにも挑戦すると、もっと大きな道が開かれるかもしれません。
このように九星氣学を活用できるようになると、自分の力で運を開く行動がとれるようになります。少しでも興味がありましたら「九星サプリ」のマガジンを通じて、私たちと一緒に勉強してみませんか?
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さて、次回からは、さらなる開運を招く方位について話を進めていきたいと思います。
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