黒子の役割を全力で、できる大人になりたい
黒子や縁の下の力持ちなど”陰で支える”
といったニュアンスの言葉をきくと、ある光景が思い出される。
その光景とは、高校三年生の文化祭の準備を、教室でしているとき。
明るくて、クラスの中心的な存在の人たちが集まったグループの子たちが、楽しそうに風船を膨らましている。ときには、ふざけて風船に針を刺してわってみたり。その横では、好きな芸能人が同じで意気投合し、それがきっかけで作られたグループの子たちが、手をたたきながら爆笑している。破裂音と甲高い声が混じり、騒騒しい教室の中で、私