アタシというHSP【3】人間関係全般がダメ
<ヒトで生まれたの初めてかっ!>
今更言いづらいのですが、幼少期編、恋愛編と書いてみて、ダメだこりゃと思いまして…。
散らかってるなぁ…私の思考。
大事なことが書けてないかもと思ったので、仕切り直しまっす。
幼少期はね、あんな感じでなんとか育って来たのだけど、恋愛に関しては全然気持ちが追いついていなかったと思う。
なんていうんだろう…『普通のニンゲンの子供』に産まれたのが初めてなので、周りを見ながらおっかなびっくり真似してたという感じ。
相手のことは好きになるし、そして付き合えたら嬉しいなとも思うのだけど、話しが噛み合わないとか、スピード感が全く合ってないとか、気づくのが遅い、遅すぎる。
それはもう絶望的に遅い!
相手の理想とか望みに気づくのが早いので「ハイハイ!」って感じで合わせているうちに、自分とのズレに気づくのが遅れてしまう。
つまり、自分が後から付いてくる。
でもそこそこ上手く行ってるからまぁいいかと思っているうちにどんどんズレて行き、自分で自分にゾッとする。
彼氏や夫という存在があるとすごく息苦しくなる。
なんなんだろう。
すごくカンも働くし、頭もクルクルとよく回るはずが、恋愛は全くダメだった。
いやいや、よくよく考えたら人間関係全般がダメだった。
何しろ口から出せば『ひどい、キツい、考えてから言え』といわれて育ったので、驚いても顔に出さない、言葉にも出さないで『普通』にしていられる様になってしまい、頭の中でだけで、めちゃめちゃしゃべっている。
どのくらいショックだったらショックだと言っていいのかが分からないので、相当なことを言われても
(えーっと、これは怒っておく場面かな?)
などと呑気に自分に問うている。
(おっかしいなぁ、なんで?嘘でしょ?)
と思いつつも推測するしかなく、ふむふむと聞いているので彼氏や夫は多分、私という人間をよく知らないまま別れる事になったと思うし、友達やら顔見知り程度からも、『何を話しても大丈夫な人』だと思われたのか相談を持ちかけられる事が多かった。
下手に洞察力が働くので先回りして「こういういう時にこう思っちゃうんだよね?」などと言ってしまう。
それが相手にヒットすると一気に依存されて、毎晩電話が鳴り、朝まで語られ、「こんなに付き合わせてごめんね」と言われる。
泣いて謝るくらいなら電話しなければ良いものを毎晩かけて来るという謎。
多分、他言しない、いちいちびっくりしない、肯定する、何度でも聞く、やんわり解決策を提示する…のでついつい持ち込んでしまうと思うのだけど、その対応が普通だと自分では思っていた。
のちに周りはそうではないので頼ってしまったと告白されて衝撃。
有料化していたら大金持ちになれたんじゃないかというくらい、人の相談は聞いて来た。
今にして思うと、そうやってちょっと聞けない深い悩みや正直な恨み辛みを隠さずに聞かせてくれた人たちが居たので、私は色んなことに対応出来たのかもしれないと思う。
あまりにもニンゲンを不思議がり、観察してびっくりしたり発見したりして楽しんでいたので、自分がどんな扱いをされたら嬉しいとか、自分がどうすべきというのはあまり考えて来なかった。
ポイントポイントでスピ系の方と話す機会に恵まれるのだけど、その度に
「貴方はもう人のことはいいから、自分の幸せを考えなさい」とか、
「感情を味わってみて。人との話しから発見するのを楽しんでいるけれど、感情を切ってしまってる」と言われたり。
みんなよく私の事が分かるんだなーと感心していて、言われた内容については『人のことはもういい』という風に思った時、じゃあ何をしたらいいのかしらと本当にやる事がなくなってしまうし、感情を味わった場合、無駄に(←はい出た!無駄が嫌い)気持ちがアップダウンして面倒くさい感情になるのではと(←面倒くさいのも嫌い)。
無駄というのは個人個人の思う無駄なので、例えば休みの日に、もったいないから早起きして色んなことをして遊ぼうと思う、『寝坊が無駄』と思う人もいれば、早起きするくらいならゆっくり寝ていたい…という私みたいな『休日の早起きが無駄』と思うタイプもいるので、色んな物事に対して『無駄論争』をしたら終わらないだろうと思う。
言い訳をちょっとしておくけれど、私は眠りが浅い。
寝つきが悪い上に眠りが浅いので、未だに何度も目を覚ましては息子に布団をかけ直したり、猫を確認したりする。
撫でた猫がグルグルいうと安心してちょっと寝る…ということなので休みの日まで早く起こされるというのは無駄な上に不快なのだ。
私はHSPにしては珍しく『根拠のない自信』を持っていて、子供のくせに生意気だとか、普通そんなこと言わないの!と叱られようが傷つくこともなかったのは、割と優しい人が周りにいたのだと後になって気づいた。
「なんだそのこだわり!」と言いながら笑ってくれる人も、「すんごい細かい事を覚えてるよね!」と笑ってくれる人も居たので、面白がってくれる人が居ることが自分を支えてくれたんだと思う。
なので、繊細とか敏感であることを恥じたり、平気なふりしたりしている人が居るならば、あなたが隠している部分を楽しんでくれる人がいたらきっともっと気分は楽になるよということと、もし親から愛情が貰えなかった、理解されなかったと悲しんでいる人が居るなら、愛情なんてくれる人はいっぱい居るよと伝えたい。
くれない人をじっと見つめて悲しくなる気持ちも分かるけどさ、その人は自分が渡してない事にすら気づいていなかったりもするからね。
くれる人の愛情を受け入れて、自分のトラウマや思い込んでいた『絶対無理』がちょっとずつゆるんだ時、また次に『思うこと』が出てきたりして、癒しちゃあ次、癒しちゃあ次と、もーやんなっちゃうなーと思ったとしても、振り返れば案外進んでいる事もある。
そうやって、じわじわ行くのもいいのではと思います。
今日のところはまとまったかしら…。
ちなみに<人間関係全般がダメ>とタイトルに書いているけど、実はアタシ、気にしてないの。
自分がダメという意味ではなくて、苦手だから選んで付き合うぞって事。
選ばれるんじゃなくて、選ぶんだよ!強気でいい!
次回またハードなところに突っ込んで書こうと思います。
まーほんと、怒りは大切ですよ!
怒りというのは次に進むために勢いをくれるからね!
では、またね!
キレイと思えることって大事!