【2024/8/17-20】南仏の旅・後編 マルセイユ(Marseille)観光【ニオロン(Niolon)ビーチ散策】
こんにちは!フランスにワーホリ滞在中のkamikoといいます。
今回は前編の続きということで、南仏旅行でマルセイユを訪れた際に撮った写真を振り返っていきたいと思います。
前編はこちら↓
ニースからTERでマルセイユに到着したのが午後8時でした。8月なので空は明るかったのですが、マルセイユ=サン=シャルル駅周辺は治安が悪いという話をよく聞く場所です。
駅に到着したあとすぐに宿に移動しました。
マルセイユのお宿 The People Hostel
マルセイユではこちらの宿にお世話になりました。
私が泊まったのはホステルタイプで、二段ベッドがいくつか並んでいる部屋でした。プライベート空間はベッドの上しかありませんが、寝るだけで安く泊まりたいという方にはおすすめです(1泊約45€でした)。スタッフも親切でした。
日没後は出歩きたくないので、この日は近くの店でピザをテイクアウトして宿のフリースペースでいただきました。
まずは旧港(Vieux=Port)エリア観光
マルセイユ観光の拠点となる旧港エリアを歩いてみることにしました。
港には多くのクルーズが停泊していました。
マルセイユのシンボルであるノートルダム=ドゥ=ラ=ガルド寺院が見えました。
港を横断する船に0.5€で乗船できましたので、乗ってみることに。
フランス最大の港湾都市マルセイユの玄関口は、やはり水辺の視点から見る価値があります。
お昼ご飯
ランチはGoogleMapで評価が高かった「Splendid」というイタリアンのお店でいただきました。物理的にイタリアが近いのでイタリア料理もレベルが高いのでしょう。
トリュフパスタが美味しいとの評判だったので注文してみました。
前菜と合わせて一人で食べきるには大変な量でしたが、とてもおいしかったです。
QRコードでメニューのチェックとお会計ができたので、ウェイターが来ないがちなフランスではありがたいシステムでした。
サン=ジャン要塞
港の入り口に位置するサン=ジャン要塞を見学しました。
博物館エリア外は無料で歩くことができました。
古くからマルセイユにとって軍事的に重要な砦として機能しておりましたが、ルイ14世の時代には市民の反乱を抑えるための要塞として改修がおこなわれたとのこと。
その後刑務所として使用されたのち、第二次世界大戦中にはドイツ軍に占領されました。ドイツ占領下の1944年8月に大規模な爆発が起こり、建物の大部分が崩壊したそうです。
サン=ジャン要塞からは、マルセイユの街をきれいに見渡すことができます。
海の方を見てみると…
なんだか素敵なアーチ橋が見えました。調べてみると鉄道橋のようです。
どうやらTERで行けそうだったので、急遽ノートルダム=ドゥ=ラ=ガルド寺院をスキップしてアーチ橋を見に行くことにしました。
TERでアーチ橋を見に行く
マルセイユ=サン=シャルル駅からTERで30分ほどでNiolon(ニオロン)駅に到着しました。車内は結構バカンス客で混雑していました。どうやらこの路線沿線は良いビーチが数多くあるようです。
とてものどかな雰囲気の駅。
海の方まで登山道のような道を歩いていきました。
すると…
キター!!ようやく橋が見えてきました。
TERでいつのまにか通過していました。こういう橋は通るより眺める方がありがたみが分かります。
だいぶ近くまで来ました。なんて迫力!
橋の下は素敵なビーチとなっており、多くのバカンス客でにぎわっていました。
この橋はViaduc de la Vesseといい、1915年にPaul Séjournéという建築家によって作られました。エッフェル塔というシンボリックな構造物が出来てしばらく経ち、金属を使った建築が主流になりつつある時代のなか、石積みの長スパン橋のエキスパートとして、数多くのアーチ橋を手がけたそうです。
ルクセンブルクのアドルフ橋も彼の設計とのことなので、今度ルクセンブルクに行ったときに見学したいと思います。
パリへ帰る
橋を見て満足したので、マルセイユをあとにすることにしました。
パリへはTGVの直行便があり3時間ちょっとで帰ることができますが、今回もPass Railの旅だったのでIntércitésで帰っていきます。
まずは4時間弱かけてトゥールーズへ移動し、そこから夜行列車でパリに戻りました。
結局パリについたのは翌朝7時、長い旅が終わりました。
まとめ
夏の南仏は景色がきれいなのはもちろんのこと、パリとは違う街の雰囲気や食事も味わえて大変満足な旅でした。
また、旅行全体を通して常に天気がよく、やはりヨーロッパを旅行するなら夏だな、と改めて思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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