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読書の威力に衝撃を受けたので
読書感想文を書いてみた。
自分は何がやりたいのかわからず見つけた本が、八木仁平さんの「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」。
一つ一つの内容が目にウロコで、ノートに書きながら読み進めていった。
本当にやりたいこと=「好きなこと」×「得意なこと」×「大事なこと」
・好きなこと(情熱)・・・「なんで?」「どうして?」と興味が湧いてくる分野・業界。好きなことは時とともに変わるので今「好きなこと」でよい。
・得意なこと(才能)・・・自然と人より上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと。
・大事なこと(価値観)・・・〇〇な人生を送りたい!の〇〇に入る人生の目的。仕事の目的。
「大事なこと」のために「得意なこと」で「好きなこと」をする。
これが自分の本当にやりたいこと。「好きなこと」だけで仕事を選ぶとしっくりいかずに上手くいかないことがある。一番大切なのは「大事なこと」(価値観)に照らし合わせること。
本にあったワークをしながら、あれやこれやすること一週間。ようやく自分の公式が完成した。自分の奥に複雑に絡み合った糸がほどけ、久しぶりに感動を覚えた。
あまりにも稀有な経験なので誰かに教えたい!が止まらなくなった。そこで、SNSで自分探しに悩んでいる方に話しかけ、チャットで本の内容通り質問しながら教えてみた。
また、妻やその友人からも「自分もやりたいこと探ししたい!」ということで、自宅に呼んで自分探しのお手伝い。いずれも一週間以上かかったけれどある程度形になった。フィードバックを聞きながら、これが良かった、ここは改善点だなと自分自身の成長にもつながった。
そんな中、今日も感動したことがあったので残しておこうと思い「note」を開いた。
先日、「カンブリア宮殿」で出演されていた京都の漬物屋「西利」の平井誠一社長のお話。
漬物一本でずっとやってきたが、若者離れで売り上げが減少した。その際に社長がやったことは、「食パン」や「スイーツ」の販売。これが大成功。一見、見境なくやっているようにも見えたが、その時の社長の言葉にはっ!とした。「私たちは、発酵技術をいかしてお客さまに健康になってほしい」。それで発酵の技術を使ったパンやチーズケーキなどを販売したとのこと。
これって、あの公式にあてはまらないかな。
・好きなこと・・・漬物
・得意なこと・・・発酵技術
・大事なこと(価値観)・・・健康
おそらく、好きなことだけに執着して漬物にこだわっていたらこの成功はなかっただろう。「大事なこと」が明確にあるからこそ、「得意なこと」から別の「好きなこと」を見つけられて成功につながった。
物事の解釈は人それぞれだけど、一つの考えを強くもっていると、こういった「つながり」をふと認識することができ、それにまた感動を覚えることができる。
私は本を全然読まない人だったが、本のとりこになり、1日1冊は読むようにしている。皆さんも同じような経験をしたことはありますか。