あの扉の向こうに『ほら、ここに』
あの扉の向こうには
「
店のドアを開けると
いつものキミが待っていた
スマホを見るキミに
数メートルの距離でLINEを送る。
少し驚いた表情で
顔を上げ見渡すと
そこに笑みを浮かべたボクが佇む。
満面の笑みの仕返しを受け
キミに『おはよー』って投げ掛けて
テーブル向かいの席につく。
『アイスコーヒーをひとつ』
そう店員さんに告げて
デートはそこから始まる。
キミといると平凡なデートも
極上のツアーのように
いつも楽しく安らぎをくれる。
ボクもそう思われていたら
初めてデートした時もそう
この日も愛おしく想いあえてたなら
きっと通じあえてるんだろうね。
このカフェを出ると
次の目的地への冒険が始まる
だから
『ほら、ここに』おいでよって
右隣に引き寄せる。
一緒に並んで歩いていくんだよ
このまま・・・
」
そんな『ほら、こっちにおいで』って、ずっと並んで歩いていたい物語。。
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