あの扉の向こうに『休息の仕事』

あの扉の向こうには
「

成し遂げる事は必然

そう思えるこの時を愛おしく想う

特にせがむこともなく

かといって疎かにすることもない

ただ一息つくための儀式

目が覚めてから軽めにメイク

前夜に決めておいた服を身にまとい

颯爽と駅へ向かう

列車を待つ時間から仕事が始まる

いろいろな記事を漁り

目的地を吟味する

ひと仕事を終えてた感もあるが

辿り着くまで気を抜けない

やっとの事で扉を開けると

そこに広がる別世界

こんな空間を求めていた

些細な安息なのかもしれないが

心休まるこの部屋にしばらく身を置く

温かい珈琲と優しいケーキで

ある『休日の仕事』を過ごす

決して給料は出ないけど

心にとって最高の勤務時間

」

そんな『休日の安らぎ』を嗜む物語。。

「りんごとカラメルのケーキ」を添えて