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Photo by
hananosu
あの扉の向こうに『その時ちょこんとキミがいた』
あの扉の向こうには
「
4年前の初夏
海沿いの会場へ向かう
行われるイベントへ。
暑い日差しが予想され
朝の9時、待機列に少し汗ばみながら
皆で好き勝手に並び楽しんだ。
会場で知り合いと和んでいると
「初見の女子を連れてきたよ~」と
嬉しそうに知合いの姉御が語り掛けてきた。
「ふ~ん、どんな子?」とありきたりの返事に
「看護婦さんだよ~!」と姉御
どうでもいい事だが
”看護師”と言わないところが姉御の年代を曝け出す。
すると「おはようございます。」
後ろから見慣れない女子が現れ
『ちょこんと初対面のキミがいた』
かわいい花柄のワンピースを着た
それがキミとの馴れ初め。
そこからしばらくして始まり
そしてしばらく続く
想い出が始まった
」
そんな『その時ちょこんとキミがいた』時と季節を懐かしむ物語。。