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あの扉の向こうに『灼ける様な想い』

あの扉の向こうには


あのLINEが届いた日

いてもたっても居られなくて

帰りを待ち伏せた。

不思議と驚いたかのように

またバツの悪そうな表情で

嫌々迎えてくれた。

結局は覚悟がきまっていた

それ以上でも、それ以下でもなく

想いは届かないまま

部屋を後にする。

その『灼ける日差しの中で』待つ事を

その意味を理解出来ないんだろ

その気持ちも持てない人を想ったのか

その時は気付かなかった。

ただ走り抜けた想いは

もう別の想いに置き換わる

あんな風に心が灼かれて

身体も引き裂かれた夏の日。

ぼんやりと自分が示す残りを

理解した気がする

『灼ける様な過去の想いと傷』

それはきっと勲章ではなく聖痕



そんな『灼ける様な想い』なんて、なかなか出来ないんだよって自慢したい物語。。


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