あの扉の向こうに『境界線』
あの扉の向こうには
「
キミが踏み越えた
その境界線の先に
未来が見えたのだろうか。
運命の人だと感じた
こんなに好きになるなんて
考えもしなかった。
お互いの意識が重り
境界線の内側で寄り添って
長い時間一緒に過ごした。
このままずっと居られる
そう思っていた時
不意にキミは境界線を越えた。
そして確かにボクの存在を
消そうとした
こちらを見ないように
キミの存在を遠ざけた。
『境界線』を見ると
ボクの中にはまだキミがいて
キミの中にはもうボクはいない。
ボクはいなくても
キミはまだ存在する
矛盾ある境界線の景色が
しばらく続いた。
その歪みを解消し
やっとキミを追い出した
この境界線の外に
ボクの未来はまだ見えない。
落ち着きを取り戻した日常を
ゆっくりと過ごしていく
今はそう決めたんだ。
」
そんな『愛の境界線』の内側に隠れてた、お互いの理想と現実の乖離を感じた恋の物語。。
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