あの扉の向こうに『入れ替わる人波に』
あの扉の向こうには
「
並び立つ人たち
迎える人たち
この光景にはいつも
少しの緊張感がある。
お互いが求め合う関係であり
ある意味
敵でもあり味方でもある。
妥協のない人々が並び立ち
そして群がり
やがて、満足げに挨拶を交わす。
今ちょうどその時が来たようだ
並び立つその頂に
時を惜しむ人波が押し寄せ
各々が告げる
『肉うどん』『月見うどん』『かき揚げそば』
そして「ごちそうさま」と言葉を交わす
自らも『昆布うどん』と「おにぎり」
颯爽と『入れ替わる人波を』尻目に
かき込む昼食とその昼休みを
今日も堪能している
」
そんな、ある立ち食いそば屋で『入れ替わる人波と』共に過ごす、ある日常の物語。。
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