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あの扉の向こうには『手からこぼれ落ちたアイ・・』

あの扉の向こうには


それは突然おとづれた

意図する事もなく

意に返す事もない。

思いがけない瞬間が

目の前で起こった

『手からこぼれ落ちるアイ・・』。

そこにあったはずの気持ちも

全て無視して離れていく

なんの前触れもなく。

道端に落ちたソレは無惨にも崩れ

どうしようもない辛さと

唖然とした顔が

周りを戦慄させる。

『手からこぼれ落ちたアイ・・・ス』

600円もしたんだぞ

まだ一口しか食べてない。

そんな悲しみに包まれたけど

世界に比べて

まだ日本は平和だったと気付いた

ある休日の午後だった。



そんな大袈裟なと言うけれど、結構ショックだった日の物語。。

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