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あの扉の向こうに『ありがとうが浮かぶ頃』

あの扉の向こうには


いつからか距離が離れていた

いろんな事由があるけれど

どれも結果的には同じ。

離れたくて離れた者

気がついたら離れてた者

しばらく考えたくなかった。

少し経って思い出し

振り返ってみた時に

ある変化に気づいた。

考えたくなかったほどに

あの時は歪んでいた心情と

あの頃には理解できてない

自分の気持ちがあった事を。

なんか『ありがとう』って思った

目を背けてきた想い出の池に

浮かんだ言葉。

許せるとかの次元を越えて

感謝の気持ちが隠れてた

それは聞こえないフリをして

その場の感情に押し潰されて

蔑ろにしてきた心。

今なら少し理解できるんだ

『ありがとうが浮かぶ頃』に

まだ嫌いになれていなかった

自分に気が付く。

嫌いになったと

思い込んでいただけだった

でもね、わかったんだ

まだ好きだった事が。



そんな『ありがとうが想い出になる頃』には、一緒に笑顔で懐かしんでいる夢を見ている物語。。

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