あの扉の向こうに『珈琲が薫り涙が溢れた日』

あの扉の向こうには
「

何となく

週明けの月曜日も忙しそう

そんな予想ではある。

朝から2件で2時間ほどの

会議を終えて食事をとる

いつもの繰り返し。

昼からの会議もあり

少しイライラしていた

そんな中で事件は起こる。

気分転換に珈琲を「淹れる」

決して「入れる」とは書かない

というのは、どうでもいい事。

業務資料を珈琲を嗜みながら

少しカッコつけて作業していたら

取引先からの電話に慌ててしまい

カップから溢してしまう。

ティースプーンにして５杯分ぐらい

ノートPCにぶちまけ

その液体は瞬く間にキーボードに

吸い込まれていった。

唖然としながらその

『珈琲が薫り焦りが噴き出す』

MYノートPCが誤動作を始める

押してもいないKEYが押されている。

『珈琲が薫り涙がこぼれる日』

それは、作っていた資料が

もう返ってこないと知った。

修理に出すPCから

未だに薫るキリマンジャロ

」

そんな悲惨な『珈琲が薫り涙があふれた日』に夜中まで、残業する羽目になった物語。。