あの扉の向こうに『ほたるのヒカリを』
あの扉の向こうには
「
過ごした時間をふと懐かしむ
桜咲く季節に
校舎に通った幼き思い出も
違った風景に見えてくる
あんなに広かった校庭も、こんなに短く見える
ぶら下がり、逆上がりした鉄棒も
こんなに低いモノだったのかと
あの頃と違う高さで
過ごしていることに気付く
『ほたるのヒカリを』唄った遠い日は
いい思い出が詰まっている
雨が降った校庭で泥んこになりながら
はしゃいだドッチボールも
雪が降り積もった校庭で作った雪だるまも
記憶の中で微笑んでいる
きっとまた桜咲く季節に
訪れる日を誓った期限なき約束と
みんなの笑顔をあとに、また胸にしまおう
いつかの桜咲く季節に
また『ほたるのヒカリを』想い出し集う日まで
」
そんな『ほたるのヒカリと』歩いた幼少に寄り道する物語。。