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Photo by
otspace0715
あの扉の向こうに『あたりまえの空』
あの扉の向こうには
「
朝晴れた道を歩き
職場へ向かう
少し眩しい日差しを浴びて
肌寒くなってきた気温の中
駅へと進める。
時間は流れて
昼食を摂りに社を抜ける
余裕があれば外食を、急ぐ場合はコンビニで
事情に合わせて
真昼の太陽の真下を潜り抜ける。
ふと見上げてみれば
いい感じに晴れていた
ある日のお昼時の空。
そして夕日は浴びる事もなく
何もなければ
21時には退社を望む。
一応都会だからなのか
眼の前の日が落ちた空には
少しだけ輝く星が
薄っすらと見える。
見上げた空が同じでも
もっと星が観れたなら
綺麗な星空の方が
きっと気持ちよく明日へ迎えられる
気がする。
でもそれが「あたりまえの空」に
なった時
ありがたみが薄れるんだろうなぁ。
いつもある『あたりまえの空』は
あたりまえではなく
ありふれてもいない
たぶん
その時だけ観える特別な空なんだよ。
」
そんな『ありふれた空』に観えるけど、ボクだけの夜空の物語。。