あの扉の向こうに『せんりょうばしに居た頃』
あの扉の向こうには
「
記憶にある風景と
今は少し違っていた
でも面影は残っていたんだ。
小学校から20年間過ごした
あの場所の近くにその橋はあり
千回以上は渡っただろう。
四半世紀ぶりに見た橋は
流石にお互い古びていたけど
向こうは変わらず現役だった。
毎日多くの人が渡る
小学校への通学路に組み込まれ
あれからもずっと
そこにいたんだね。
橋の下でよく遊んだ事も
霞む想い出が多い中
今でも覚えている。
なんて事はない
郷帰りみたいなもんだよ
歩いて来た道をこれから
もっと辿りたいんだ。
ここから見た景色は
綺麗とかではないけど
今だから見える景色と想い出。
さてと
次は何処を巡ろうかな〜。
」
そんな忘れ掛けてた想い出も蘇る程に、歩んできた道を辿るだけの物語。。
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